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2分で読める子育てエッセイ№886『息子が小うるさい・その2』

先日、小4の息子の参観に行ってきた。
その日の授業は「エコ」について。そのお陰で息子からわが家の「お水の使い方」に口出しされるようになって少々トホホ状態のワタクシ。まさかの第2弾は同じ授業で習ったビニール袋についてだった。

エコを習う授業では、ゴミを作らないようにする、という意見も多く出されていてみんな
「買い物をするときにエコバックを使う」
と口々に言っていた。
なるほど、これは代表的なことだよね。みんなよく知っているね、と思ったもののワタクシちょっぴり心がざわついた。

ワタクシの住む地域では、指定の有料ゴミ袋はない。そのためリサイクルプラ、缶、ペットボトル、ビンはいわゆるスーパーやコンビニのビニール袋で出してもOK。4人家族のわが家では、そのゴミを捨てるためビニール袋が少なくとも週に5枚、いや分別するから本当はもっと必要。
もしエコバックを使うとそのビニール袋を結局別の方法で購入することになるのだけれども、それだったらスーパーの袋を買ってリユースする方がワタクシには合理的。

そんな事とは知らない息子。ある日、買い物をした時にいつも通りビニール袋を購入したら、驚いた顔でこう言われた。
「お母さんエコバック忘れたの? ビニール袋を減らそうねって学校で習ったよ」
ひょーっ! そうでした! でもね、
「このビニール袋はリユースして、ゴミ袋にしているんだよ。授業でもリユースのことを言っていたよね?」
とリユースの実例を息子に伝えた。

そこに自分のマイバックを出して、息子のおやつを入れ始めたダンナ。
ちょっぴり微妙な空気が流れる。

「家のごみを自分の責任で捨てるようになったら分かるよ」
とダンナと息子に毒づきそうな気持をスルーした。



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