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2分で読める子育てエッセイ№548『呼んじゃったの?』

わが家でナンバーワンのアニメといえば、超有名なメガネの探偵。
その名はコナ〇。

特に小5の娘は〇ナン君が大好きで、映画を観に行きたいと必ず言いだすほど。作者様の記念館にもお邪魔した。

先日家族で、そのアニメを観ていたら娘がこうつぶやいた。
「珍しい。今回のお話は、事件は起こったけど、だ~れもお亡くなりにならなかった」

へえ~。そうなの? 珍しいの?
「うん。しかも、お話の中ではずっと1年生。あんなにたくさん作品があるのに、まだ1年も経っていないってことになってるんだよ?」

え? もう25年以上続いているアニメだよね?

「1年も経っていないのに今までの事件を合計したら、あのコナ〇君の住んでいる町ではとんでもない数になるよね。絶対にあの町に住みたくない」
とダンナもチャチャをいれる。

いやいや。でないと、お話にならないよね。


「そう! コナ〇君がいるところに事件あり、だよ。 むしろ〇ナン君が、事件を呼んでいるんだよ。お母さん」
と娘が力説した。

だから~お話だってば!

※※※

後日、わが家の小鳥、キンカチョウ(錦花鳥)のひな鳥、コッコ。

テーブルの上に置いてあったコップのふちに止まると何の躊躇もなくコッコがツンツン。

「みて! コッコが麦茶のんでる!」
初めてのことに家族全員大興奮。

というのも、コッコは今まで、消化の良い40℃の挿し餌、離乳食のような水分たっぷりの餌を食べていたので、常温のお水を飲んでいる様子はなかったから。

それがいきなり、お水を通り越して、まさかの麦茶。


「人間の赤ちゃんだって、飲めるノンカフェインの飲み物だし。だいじょうぶだよね?」

ダンナが飲みやすいようにコップを傾けると、なみなみと入った冷たい麦茶をおいしそうに何度も何度も飲んでいた。

ところが、もう一口。
と体を傾けたところ、バランスを崩し、コップへドボン。
コッコが慌ててコップから飛び出した。

ぎゃ~! 事件! 事件よ~!

そこに何気なく目に入ったのは、コッコが落ちたコップの柄。

それは、小2の息子が超気に入っているコナ〇君。

え? 〇ナン君?
まさか・・・事件を呼んじゃったの?
さすが超人気のアニメだね。影響力がハンパなーい! 

コッコには悪いけど、めっちゃ面白いと思った。

キンカチョウは水浴をするので、今度は常温にしておこう。


目を離すと危ないので、ペットボトルの蓋に水を入れた




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