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【ちっちゃいポワポワ キンカチョウ・わが家にやってきて1年】20230926①「2倍速」

わが家の小鳥、キンカチョウのカップル、ポワポワ兄ちゃんとコッコ。

人目があると、キンカチョウは雛を育てなくなるのかもしれない。

と、反省し、飼い主が覗けないように巣を設置したので、今回は想像多めのお話。

コッコが抱卵中なのか巣ごもり時間が長くなった、と思っていたある日、巣の方から小さな小さなさえずりが聞こえてきた。

「ピッピッピ、スピスピスピ」

巣に近づいてみると、やっぱり聞こえる。

「雛が孵ってる~」

たぶん2羽。
それから2日後には、また別のテンポのさえずりが聞こえてきた。

「もしかして3~4羽いる?」


以前、3日目の雛はさえずれないと分かったので、それ以上に育っていると思われる。

子育てが苦手だと言われるキンカチョウ。
コッコは何回かの経験を経て、上手に雛を育てられるようになっていた。


お母さんになったコッコは、雛にエサを食べさせるため、しょっちゅう巣から出てくるようになった。

雛のエサは、親鳥が食べてやわらかくなったもの。

コッコは巣から飛んで来て、麦茶や水を飲み、すごい勢いでエサを突き大量に食べる。それはいつもの2倍速。

とにかくエサがドンドン消えていく。
推定4つ子だからね。

また、エサの1つ豆苗が恐ろしい勢いで食い散らかされていた。それは全部食べているわけではなく、ストレス解消に葉っぱりに当たり散らしているようにも、見える。


だれ、葉っぱだけむしったの!


すぐさま、豆苗を増量した。


いつもの1.5倍に


さらに、テーブルに何かないかとコッコがウロツクので、キャベツを刻んで置いてみた。思いのほか好評。人間も鳥もビタミン、大事!


左:オレンジほっぺがポワポワ兄ちゃん
右:お母さんになったコッコ


ところが育児をしていないポワポワ兄ちゃんの方がなぜかガッツいている。くちばしはキャベツまみれ。くちばしをぬぐってやりたいけれど絶対に触らせてくれないので、どこかに擦り付けるまで見守るのみ。

コッコもしっかり食べて、また巣に戻っていった。


ちなみにポワポワ兄ちゃんは、育児をしない。
ただ1つだけ、それらしいと言えば、この仕事。


ワタクシ、たま~に巣を遠くから覗こうとしたら、ポワポワ兄ちゃんが警戒音でコッコにお知らせしているらしい。すぐさまコッコは巣から顔を出して辺りをうかがう。

「この~、裏切り者め~! ポワポワ兄ちゃんの育児はそれだけ?」

ちょっとムカついたので、ポワポワ兄ちゃんに八つ当たり。

「だって僕も巣に入れてもらえないんだもーん」
と言っているような目でワタクシをチラリとみた。


いつ雛を連れて巣から出てくるのか知らんけど、小6の娘が最低4羽の名前つけが大変だと頭を抱えている。

「ぱーぴーぷーぺーぽー、でよくない?」
と提案したら

「お母さんはセンスがない」
と却下された。

ちぇっ。










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