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2分で読める子育てエッセイ№411 『毎回ルールが変わるな~って気づいた豆まきダイジェスト』【備忘録Ⅲ】

●鬼役
我が家は鬼も豆を投げ返せるルール。
「鬼やりたーい!」
と超人気。

長い短いと時間で揉めないように
『1ラウンド2分30秒の交代制』になった。

「一体何回やる気なの?」
開始前からワタクシ不安になる。


●鬼の逃げ場に疑問
「ご近所に聞こえたら恥ずかしい」
と、子供達が言い出した。
反対するワタクシに一定の理解を示し、最初にちょこっと声小さめに、
「鬼は外、福は内」
と外に向かって豆を投げた後、速攻でぴしゃりと窓を閉めきられた。

「え~窓開けないと、鬼逃げて行かなくない?」
子供達に華麗にスルーされた。

 

 ●豆
去年、豆の少なさから子供達から大ブーイング。さらに、途中から行方不明の豆がいる為、今年は5袋を用意。器に入れると思わず歓声があがる。
ちなみに、この行方不明の豆は、あちこちで思わぬタイミングで再会する事になる。

開始早々、景気よく大量の豆がまかれた。すると、

『ポケットの中にはビスケットがひとつ~♪』
の歌同様、豆は踏まれた端から粉々。

「ぎゃー!豆が床一杯で足の踏み場がなーい!」

1袋、途中からの補充分と開けなかったのが幸い。
我が家の適量は『4袋』と判明した。

さらに来年は、痛い、ペタペタくっつくというクレーム防止のため、素足は禁止される。

 

●また準備物が増える

小4の娘と小1の息子に身長差がある。

「顔はダメ!振りかぶって豆を投げてもダメ!」
と決めても、顔に当たる。
すると息子は、めっちゃいい顔して、サングラスをかけてきた。

「いいじゃーん!」

来年は、水中眼鏡、または何だかの眼鏡を用意する事になったけど、
お面を忘れるくらいなので、準備出来る自信がない。

鬼のバッチ
(鬼のお面の代わりに鬼が服に付ける)
娘作


 

●鬼を尊敬

「幼稚園の頃に作ったお面は?」
と、子供達の作品をギューギューにつめた引出しを漁ってみる。
ところが、あるはずのお面が一つもなーい!

「豆まきの日だと察知して、どこかに逃げた?」
鬼の危機回避能力の高さに感心する。

 

●豆の行方

豆はほうきと新しいパックに変えた掃除機が回収。
スタッフ(うちに遊びに来てくれる野鳥さん)が美味しく頂く予定。

食べるのかどうか 知らんけど。


豆まきのお蔭で気分もス~ッキリ。
これも神事と言い張ってもいいよね?ね?



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