2分で読める子育てエッセイ№593『そこ「確かに」って言うところでしょ?』
小2の息子には口癖がある。
「確かに」
と言ってしまうワタクシの口癖が移ったのだと思う。
ちょっと年齢にあわないような気がしないわけでもないな・・・と思いつつ、聞いている方もすっかり慣れてきた。
さらに、いったん
「確かに!」
と言っておきながら、
「ねえねえ、どういう意味?」
と聞いてくるところをみると
「はいはい」
くらいの意味で使っているのだと思われる。
ある休日、お腹が空いていないのにお昼ご飯を作る時間になった。
そんな時につくるご飯が一番厄介。
もう、作らないでおこうかな・・・
とはいえ、家族それぞれのお腹と相談したくて、小5の娘にこう聞いた。
なんか食べたいもののリクエストない?
「なんでもいい~」
はい、娘もお腹すいていません。
4人家族のうち2人。
よし、もう一人くらい仲間を増やすか。
さっきまでスナック菓子をガッツいていた小2の息子にも聞いてみた。
「今日は家でゴロゴロしているから、ちーっともお腹すかないよね~」
するとゲームしながら息子がこう返事した。
「確かに」
しめしめ、思った通り。
「休みの日はゆっくりしたいよね~。お母さんもゆっくりしたいな」
すると相変わらずゲームをしながら返事をする息子。
「確かに」
よし、いまだ!、とこう畳みかけてみた。
「休みの日にみんなは好きなことしているのに、お母さんだけご飯作るのって変じゃない? ご飯をつくってよ」
「確か・・・」
と言いかけた息子がハッとした。
あれ?確かには?
そこ、確かに、って言うところでしょ?
するとゲームの手を止めてワタクシにハッキリこう言った。
「それは無理~! 焼きめし食べたーい。僕お腹減ったー!」
うそーん。 そこ「確かに」でよくなーい?
意外と人の話を聞いている。
そして、ワタクシがあとでたべようと楽しみにしていたポテチも容赦なく、袋の底の細かいのまでぜーんぶ食べてしまっている。
ちえっ。
サポートありがとうございます! 迷わずお菓子を大人買いしますよ?怒りません? ありがとうございま~~~す ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ