2分で読める子育てエッセイ№650『4の段、何回聞いても、やっぱり』
小3の息子の宿題につきあった。
「お母さん、九九の4の段を言うね。メッチャ速いよ~!」
ところが、息子の前歯は乳歯が抜けて中途半端に生え変わり中。
4の段、全部がスースー聞こえて、よくわから~ん!
だけど、九九は基本中の基本。
「もう一回言ってみて。出来れば、ゆっくりめで」
と再チャレンジを言い渡した。
うっすら分かってはいたけど、何回聞いても、やっぱりスースースー。
「あってる? あってる?」
と自分の耳を疑っているうちにアッという間に、息子は2回目の4の段を駆け抜けていってしまった。
そんな事とは知らない息子。絶対に出来ているものだと、ドヤ顔しとる。
「どうだった? 〇? △? ×?」
と三段階評価を迫る息子。
「えっと~。ぶっちゃけ、おもしろかった、という評価は無し?」
結局ワタクシ、どうしても気になったので、その後、ゆっくり1つずつ確認するハメになった。
二度手間プラス1。
とほほ。
早く生えてこいこい、前歯たち。
いや、やっぱりカワイイから、しばらくそのままでもいいかな。
4の段を聞くたびに、ちょっと悩んだり、クスッとしたり。
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