2分で読める子育てエッセイ№911『それが宿題なの？』

小4の息子がちょっぴり短めの夏休みを終え、たくさんの宿題を抱えて登校の準備。
「8月いっぱい、夏休みだったらいいのに～」
と頬を膨らませる息子。気持ちは分かる。

「行ってきます」
と、眠そうな顔で登校した3時間半後、息子は拍子抜けするほどすぐに帰宅した。
「暑かった～！」

朝とはうって変わっていい顔した息子。ご機嫌でワタクシにクイズを出した。
「お母さん、今日の宿題はなーんだ！　分かる？」

「ええっと～」
忘れもしない、進級した初日に出た宿題は「お手伝いを2つする」。だから今回もきっとチョロいヤツ。
「お手伝いを3つする！」
これに違いない。

すると息子はニヤッと笑ってこう返事した。
「残念！　今日の宿題は・・・早寝早起きでした～」

ひょーっ！　それだけ？　それが宿題なの？　実質宿題ナシじゃーん。　夏休み最終日、宿題が終わらずに寝不足なのは先生にも超バレバレ！　おもいっきり見透かされてる～！

お陰で寝不足の息子は昼食後すぐにゴロリ。午後から超安心してお昼寝をしていた。
一応言っておくけど、それは早寝・・・にはならないよ？

※

去年に引き続き、夏休み明けの登校初日は、息子が寝不足の日。
そしてワタクシが「来年こそ、早めに宿題を終わらせる！」とムダな決意をする７周年記念。それは今年、中1のお姉ちゃんが小学生になった年からずーっと。きっと来年も懲りてない。

とほほ。