2分で読める子育てエッセイ№871『娘の言葉遊びセレクション⑤』
ある日、中1の娘が都道府県と県庁所在地をおさらいしていた。日頃、地理が超苦手だと言っているワタクシに声を掛けてくれた。
「お母さん、一緒に覚えなおさない?」
どうしようかな・・・と思っていたら娘がこう続けた。
「じゃあ、私が県名を言うから、お母さんは県庁所在地を答える『尋問形式』で」
・・・え?
質問形式などと言う生ぬるい勉強ではないのかとビビってしまい、ワタクシ丁寧に辞退した。
※
ある日の夜、子供たちとゲームしながらうっかりポテチを食べたら、娘がワタクシにこう言った。
「あれ? お母さん、明日健康診断だよね? 最近太ったかもって言っているのに絶望的じゃない?」
ひょーっ!
今さらポテチを1枚2枚控えたからといって、もはや手遅れ。切れ味抜群の娘の忠告は聞かなかったことにして、絶望的な状況でのポテチを堪能することにした。
どんまい。
親の注意を聞かないな・・・と思っていたけれど、こうして書き並べてみると、親の立場のワタクシも、子どもの親切でありがたい申し出や忠告を結構な確率でスルーしていることに気がついた。
お互い様。
この記事が参加している募集
サポートありがとうございます! 迷わずお菓子を大人買いしますよ?怒りません? ありがとうございま~~~す ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ