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izuming0821
[140字小説] オレンジ
ふと見上げた空のオレンジが綺麗で、僕は泣きたなった。
滲んだ夕日も、泣いているみたいだ。
こんな感情を知ったのはいつだろう。
教えてくれたのは誰だろう。
そしたら彼がね
隣で楽しそうに話す君の横顔にも、オレンジが溶けていた。
ねえ聞いてる?
僕のものじゃないその笑顔は、切ないくらい綺麗だった。
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ふと見上げた空のオレンジが綺麗で、僕は泣きたなった。
滲んだ夕日も、泣いているみたいだ。
こんな感情を知ったのはいつだろう。
教えてくれたのは誰だろう。
そしたら彼がね
隣で楽しそうに話す君の横顔にも、オレンジが溶けていた。
ねえ聞いてる?
僕のものじゃないその笑顔は、切ないくらい綺麗だった。
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