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オンライン英語ワイン講座はじめました。

題名の通り英語のワイン講座を始めました。

自分自身元々英語は得意なほうでもなく、ワインをする上で学ばざるを得なかったという側面から、ワインという業界であれば一か国語は外国語が必須だという感覚を持っています。

フランス語でもイタリア語でもドイツ語でも構いません。
スペイン語でもポルトガル語でもいいと思います。

教科書的な本はそれらの言語でも手に入ると思います。
ただ現状日本語で拠り所となるような教科書はありません。
たしかにワインに関する良書というのはありますが、専門の教授が各章を昨今の研究を引用し、その参考文献も載せているようないわゆる技術書のようなものはないと思います。


そのため特に造りの部分では外国語で学ばざるを得ないというのが現状だと思います。

一方でワイン関係で、英語やそれらの言語がネックになっているというケースは多々見受けられます。
これらは英語ができないということもあると思いますが、できない以上に抵抗感があるといったこともあると思います。

私は今でもちょっと読めなかったり、読むのに疲れたりしたらバンバンGoogle翻訳使いますし、分からない単語があれば調べています。ただ言語に対する抵抗感はありません。
しかしその抵抗感の有無というのはかなり大きいファクターです。

まずそういった抵抗感をなくすところから始めなければなりません。
かといって一般の英語教育の易しいところからなんて言うつもりはありません。


英語は手段ですから、英語で情報にリーチできるようになればいいだけなので、初めから専門用語にも触れるようにしていきます。

専門用語を1単語覚えるのも一般的な名詞を1つ覚えるのも同じですし、なにより専門用語は使用頻度が高いので読んでいれば嫌でも頭に入ってくるようになります。

そういった背景で英語×ワインの講座をはじめました。


発端は私のワインの壁打ち相手でもあり、後輩でもある植野君の悩みでした。

「英語がねぇ。苦手なんすよ。」

彼は造りというよりはサーブ側、ソムリエに近い立ち位置だが、現状梨大で研究というフェーズに立たされており、今後英語の論文を読むことを余儀なくされています。

そんな彼がなかなか抵抗感を払拭できていなかったのもあり、また自分自身彼らの壁打ち相手になることで、色々と見直せる部分があるだろうなということもあり「朝英語」という手段を思いつくに至りました。

私は学部時代に研究室に「朝英語」という制度があり、日本人は英語の出来不出来に関わらず8時半からの強制参加が課せられていました。

朝、人が集まって、教科書、論文を共に読み込んでいく。
質問があれば参加している助教や研究員の方々が補足として説明してくれる。
あのときの強制力には少し嫌気がさしていたけれど、実際にはいい制度だったなぁ。
もっと質問とかを軽くできるといいよなぁなんて思いながら、とりあえずやってみるかということに。


現在の形としては
大学生世代でワインに興味がある人で、これから造りや産地のより詳細な情報にリーチしていきたいと思っていそうな人をさらに2人ほど集めました。

別に特に人を選んだというわけではなく、単純にタイミング的に声を掛けやすかったというだけの理由です。

あとは私と植野君を含め計4人です。
そのうちもう1人も実はnoteやってます。


始めるにあたり、どうも彼らのことを聞いていると、彼らも特に英語が得意だと言うわけでもなく、論文等も読んだことがないとのことだったので、初めは小さく基本的な単語を確認すべく教材を選ぶことに。

そうなってくるとWSETの本がいいですよね。
あの本は浅すぎず深すぎずワインの知識が十分に身につく本です。

その本の文章をみんなでなぞりながら、わからないところは私に投げてもらう、そして私もわからないような場合は都度私が別途調べてフォローアップしていこう
というような流れになっています。

時間は朝活も兼ねて暫定7-8時。
日本時間のこの時間帯がこちらでは午前0時-1時。
これ以上早いと起きるほうも負担だし、こちらの終業後となると日本では深夜。
こちらは5時に終わらないこともしばしばあるのでそれでは回らないだろうとの見立てで時間帯は朝に設置。




しかし、、、

人が来ない。



たしかに私は強制するのも難しいし、強制したところで意味もないからと自由参加でいい旨を伝えたものの、全員がフルで参加すれば4人×5日で20人なのだけど、毎朝7時にコールするもののこの一週間で捕まった人数は延べ7人(そのうち私が3)。

普通に数日はスキップになってしまうという始末だった。


みんなそんなに朝忙しいのかとも思いながら、もっと参加するインセンティブが必要なのか、それとも単純に端からニーズがないことを無理やりやろうとしているだけなのか。


もしニーズ自体に間違いがないのなら、これだけ人の入りが滞るんだしもっと母集団を増やしてもいいのではという感覚もある。

10人いれば日々数人は参加して、多くても6人ぐらいでそこそこ上手く回るんじゃないだろうか。

あとは個々の英語力の差、ワインに関する知識量の差など色々と問題はあるけど、歩きながら考えていこう。

しかし、もしそもそものニーズが間違っているのであればどうしようか。


実際にはニーズの有無によるものなのか、単純に時間やスケジュールの問題なのかがわからないので当分続けることにはなりそうです。

これを読んでもしここにニーズあるよっていう方がいらっしゃったら声を掛けてくれたらかなり助かりますし、続けていく推進力にもなります。

コメントやTwitterで待っていますし、そういう方にはすぐに参加していただければと思っています。

あと毎週そこで出た質問の簡単なQ&A的なのも記事にしていく予定なので、参加はしないけどって方も見て頂ければと思います。

参加者の中にはそこまでワインに詳しくないけど知りたいという方もいらっしゃって、そういった方からの質問になるので、読みやすく軽めにまとめています。


なんとかもう少しきれいに回らないかなー。
そのあたりのアドバイスも頂けたら幸いです。


これからもワインに関する記事をuploadしていきます! 面白かったよという方はぜひサポートしていただけると励みになりますのでよろしくお願いします。