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2020年の振り返りと21年に向けて

総括

2020年、私自身しっかりと動きを作れた1年だったと思います。

今年の総論としては、
会社
入社=>研修
=>サービスの開発×ちょい営業戦略
=>上司の転職によってプロダクトマネージャー
=>+新規事業開発のプロジェクトマネージャー
その他
『ワインと微生物学』のKindle出版
ワインエキスパートの取得
WSET SAKE Lev.3の取得
翻訳業務(論文10報)

この記事は自身の振り返りと来年の動き方等を考えるためのものなので、長くなりますが、1月毎に記述していきます。

ではLet's Go。

1月

1月頭から早速ワイン会がちらほら。
徳島への旅行と東京での部屋決めといったところもこのタイミング。
ワイン会では鈴木明人さんワサオカタロウさんにお会いしたのもこのタイミング。
丁度昨年末に修士論文の発表まで終わって、そこからはバタバタとしていたようなイメージです。
奈良の木谷さんに会いに行ったのも1月中旬でした。寒いなかですが苗木の確保や畑の開墾の話、造りたいワインの話などをお聞きしました。

このあたりは時間もあったので、『ワインと微生物学』の執筆や近大付属高校にヒューマンライブラリーとして、どんな考えで過ごしているのかといったことをお伝えしに行きました。

2月

日本ワイン​造り手の会がこの月の1番大きな出来事。
広島三次ワイナリーさんや都農ワイナリーさんといった自身も『美味しい』と思っていたワイナリーの方とお会いすると同時に、そういったワイナリーに第三世代ともいえる同世代が入ってきているということを知りました。
40代でも若手と言われることがあるワイン業界でいえば、第三世代の25歳前後は『超』が付く若手。
これから一緒に業界を担っていくのだと思っています。
そういった仲間は全国北海道から南は九州まで、山梨の別働体なんかもあって、そういったところがこれからまとまってくると業界自体が1つも2つも面白くなってくるのではないかと思います。
その他2月は、サケミラ日本酒大賞で並里さんとお会いしたり、フランスの学生(Viniferaの生徒)と一緒に山梨のワイナリーを回ったりとぼちぼち動いておりました。

3月

このころからインターンシップとして株式会社Y's & partnersで働きはじめました。とはいえ最後のフラッとできるタイミングだったのでスノーボード、沖縄、1月にお会いした鈴木さんのお声がけもいただき、自由が丘ワインスクールでゲスト講師なんかもしました。東京を自転車で回ったりしていたのもこのタイミング。
一方で、このころからコロナが本格的にどうなのよ?という空気が強まっていったかと思います。

4月

入社。研修は3日。そこからはいきなりのリモート。なにも見えないまま、なんとなく仕事風のことをしていた気がします。
とはいえ、基礎の体力、考え方はここからの3か月で理解したように思います。
『Talk straight』
『KISS(Keep it simple stupid)の法則』
『メッセージの意識』
『ロジックツリーの描き方』
『マイルストーンの描き方』
こういったところですかね。
まだまだ理解できただけでやりきれていないところもありますが、そういったことを理屈として理解したのが、はじめの研修とOJT風で仕事をしていたタイミングだったと思います。

5月

5月はGW。特に外に出ることもなかったので、コルクでバスマットを作成しました。ずっとやりたかったコルクDIYができたのがこの月です。
ただ一方で、他のことではあまり進捗が作れなかったですかね。
WSET SAKE Lev3の試験用の勉強やJSAのワインエキスパート試験の勉強をしてたんじゃないでしょうか?
写真を辿りながら振り返っているので、あまり大きな出来事が見当たらなかったです。
5月末からは少しずつ事業部への移行期間となっていました。
私は飲食店の販促支援の事業部に配属されることになり、そこの商材開発、加えて販売を伸ばすというミッションにアサインされました。

6月

6月からは植野さんが東京に来たこともあり、細々とワイン会もやっていました。仕事としては、社長と1on1(正確には同期も1人いるので2on1)のスタイルから、社長室のメンバーでのブラッシュアップという形に変わり、OJTの研修は終わりを迎えました。
また数字、エクセル、スプレッドシート周りで事業部の仕事を請け負うことができ、事業部メンバーからも少しずつ信頼されてくるきっかけとなったように思います。
これを抽象化して思うことは、フランスでもどこでも周りが苦手なところをやれば信頼される、頼られるようになっていくということなのだと思います。
今までやってきたことで仕事にすぐに活かせたのは運がよかったかもしれません。

7月

この頃はまだ先輩の社長室メンバーの下で商材開発をやっていましたが、甘々なところも多く、一部クライアントに迷惑をかけてしまうこともありました。なんかしなきゃといった感じで動いていたような気がします。
そしてこの時はまだ知る由もないですが、ここから良くも悪くも私の仕事の動き方が急変していきます。

ワインの方では、鹿取さんと共に98winesさんにお伺いし、平山さんから色々と話を聞かせていただきました。
またこの山梨遠征のタイミングで鹿取さんに岩崎醸造の白石さん、カンティーナヒロ/シャトー酒折の広瀬さんをお繋しました。この2人はワイナート100号記念の100人の造り手の中でも若手として紹介されています!

ここにさっきの今の第三世代が入ってこられるようになると、もっと業界アツくなるだろうなぁと思いつつ…ただそれはまだ先の話なんでしょうね。

ちなみにTokyoWineGirlさんとYoutubeでコラボしたのもこのあたりだったみたいです。

8月

先述の社長室の先輩メンバーが来月末までで転職するとのこと。
ここで引継ぎを受け、一気にアルバイト5人を抱え、営業戦略を考え、プロダクトの質を上げ、月で数字を追う立場となりました。
人数が少ない組織なのでプロジェクトマネージャーとプロダクトマネージャーの境目がありません。
『プロダクト』のマネージャーとしてほぼ全権と責任を持つこととなります。
本格的に仕事の仕方を覚え始めたのはここからだったんじゃないかなと思います。
・人をどう動かすか。
・なにが仕事(価値)なのか。
・どう作業を切り分けて、考える時間を作っていくのか。
8月の段階では、引き継いだだけなのでなにも考えていなかったですが、こういったことを学ぶことに繋がっていく大きな契機となる月でした。

またワインで言えば、
私のプログラムの後輩となる渡仏を控えた小平君、中村君(下記事)とも一度会っています。このコロナ禍で彼らは私の想像の遥か上をいく大変さでしょうけど、なんとか今後も各々の進むべき道へと進んでいってくれるはずです。

またこの月あたりから、本格的に翻訳の話があったような気がします。動き出しや契約自体はもう少し後ろですが、大枠の内容をBruceさん(10R winery)も交えて伺ったのがこの月だったように思います。
久々の英語で緊張しましたよ笑

9月

リブちゃん(前編/後編)に出たのが9月。
リブちゃんはリブセンスという会社が運営するYoutubeチャンネルです。
色んな生き方している人を集めて学生に触れてもらおうという企画だったようです。

また仕事で言えば、自分は『こういう理由で、こういうことをしたい』という訴えを事業部長にしたところ、思わぬ形で反響を呼び、プロダクトマネージャーに加えて、新規事業の立ち上げという新しいポストとしても動くことが決まりました。
このときはGoToEatや世の中の動きで自身の商材があまり前に進まないということもあったので、水面下で新しい武器を開発するような動きだったと思います。

とはいえ既存プロダクトの方のマネジメントや保守管理もままならなかったので、9月はその対応に追われていましたね。

戦略ベースのこと、やり切れていなかった部分の強化、新しく採用したスタッフの戦力化と業務効率改善…
まだまだやれることもあると思いますし、これだけやるのにも時間もかかってしまいましたが、「人に動いてもらうとは何ぞや」、「レバレッジの効いた仕事とは何ぞや」ということを感じたタイミングだったと思います。

10月

ワインエキスパートの二次試験は10月。見事5年越しのリベンジ達成。
仕事も既存事業の方の保守管理が少しずつ板についてきて、余裕が出てきたとともに、新規事業の大枠を事業部長と詰めるといったことを繰り返しました。
そういう意味では、事業部長や社長室の先輩方に投げてはFBから改修といったことを繰り返した月になります。
一方で、クライアントに持っていってもあまりいい反応が得られなかったり、どう使うの?みたいな反応があったり、正直自分でもあまり自身が持てていない状況でした。
どちらかというと、プロダクトアウト的な発想に近いものだったので、そのプロダクトの価値定義に関してなどは社長から直接FBをいただくこともありました。

社長からしたらもっと早くリリースしてほしいと思っていたんだと思います。「100%で仕事しろ。そうじゃないなら社長室に要らん。」なんてことも言われましたね。

仕事も100%、ワインも100%なので、ワイン関係の翻訳の契約をいただいたのもこの月です。ここから毎週末怒涛の英語漬けがやってきます。10週間で論文、本の章など10本分、週1ペースで仕上げていくようなスケジュールでした。

11月

この月も新規サービスのブラッシュアップに費やしていました。
ここの1か月要らなかったなぁと今なら思います。
要らないということもないのですが、もっと早くリリースできたのでは?というところですね。
GoToのポイント付与が終わったとかなんだで、私の抱える既存サービスの方も少しずつ忙しくなってきたのもこのタイミングです。
忙しさは一気にやってくる。「新規事業の速度感が遅い」と社長に言われたり、既存サービスのクライアントフォローをしなければならなかったり、新規開拓もしなければならなかったり…それに加えて週次の翻訳。そんな月でした。

12月

この月の大きな出来事は翻訳の完了ですかね。そこから次のお仕事に繋がっていきそうな予感もあるので、やり切れてよかったなというところです。
仕事の方では、クライアントへの新サービスの提案も開始し、反応は上々。
まだ完全に契約を取りきれたわけではないが、新しいサービスの「やりたいこと」、「創っていきたい世界」みたいなところはクライアントにも共感いただけることが多く、SaaS型のプロダクトとして、事業部初の0=>1の開発として少しずつ前に進んできている感があります。

試運転もある程度終わっているので、来月からは契約を取っていくこと、そしてユーザビリティの向上、出てくる課題を1つずつ潰していくことが来月以降のミッションとなっていくと思います。


とざっと12か月分の振り返りでこんな感じです。長いので多分ここまでたどり着いている人はあまりいないでしょう笑

ということで来年はどうしましょうかね…?

大局をぼんやり見つつ、アンテナを張って、乗れる波に乗るというのがスタンスでやってきたけど、そろそろ自分のやることを狭めていって具体性も持たないとなぁとも思っています。

数字で語らないと行動にも乗っからないので…

年始にそういったこともぼんやりと考えながら次の一手を打っていきましょうかね。

ではまた。


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