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父の入院と母の単身生活

父が入院して母の単身生活が始まった。予想通り、母は精神的に不安定になっている。
「一人ぼっちになってしまった」「離婚なのかしら?」
「おとうさんのことをきちんと説明してほしい」と、私や弟にたびたび電話がくる。
父の病状を隠しているのではないか?と疑われている。病院から報告を受けていないから私たちも知らないのだよ。

これだな〜、としみじみ思う。
母のしつこさと、自分が除け者にされているという感情と被害的妄想の拡大。もともとの性格と認知症な老いのミックス。物忘れしちゃえばいいことは忘れず、先鋭化する。自分に都合の悪いことは、都合よく忘れている。
母はこれを背負って最期まで下っていくんだなあ、業か。下り坂が急坂かダラダラ坂か?まだわからない。

とりあえず、12月の母の定期受診には付き添う。母の近況を文章にしたので、診察医師に渡す。あとのことは、なるようにしかならない&なるようになる。楽観的にいこうぜ。

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