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日曜雑感 vol.49~本日のテーマは「時は金なり」です

12月第2週の日曜日、昨年はちょうど会社の仕事からの「引退」を公にした日にあたります。翌日からは退職の挨拶回りや引き継ぎ書類作成など、バタバタとした年末をおくっていたことを思い出しました(苦笑)

前の会社は60歳を迎えた日が定年となっていたため、定年退職を選択していれば今も在職中だったことになります。もちろん、有給休暇消化期間があるため、現時点では仕事はしていないはずです。

退職金制度はありましたが、私の場合は自己都合による退職だったので、算定額の80%支給となりました。「あと1年で定年退職になり、満額支給されるのにもったいない」という言葉を聞かされたこともあります。

その言葉への私の返答は「金より時間を選んだ」です。確かに、定年退職の満額支給と実際に私が支給された額とは大きな開きがあります。さらに、勤め続けていれば給料天引きの貯金額も増えていったはずです。

しかし、還暦までの1年間というフリーな時間は、お金には代えられない幾つもの「大きな財産」を私に与えてくれました。介護職員初任者研修修了の資格取得も、様々な財産のうちの一つです。

定年退職で辞めていても、同じような道をたどった可能性は高いでしょう。ただ、決定的な違いがあります。それは、還暦前に次のステップに進めたか、還暦後に次のステップを探していたか、ということです。

若い頃の1年浪人して進学したり、1年留年して卒業したりという経験は、決してムダにはならないでしょう。しかし、この年齢になってくると1年の差は、人生にとって大きなブランクやアドバンテージになります。

私は前倒しの退職によってアドバンテージを得て、還暦後の人生を見据えることができました。明日からは新しい職場が待ち受けています。月並みの言葉ですが「一生懸命頑張ります!」

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