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”それってあなたの感想ですよね?”・・・と言われないようには

セキュリティ・スコアカード(以下、SCC)。

サイバー防衛力を格付けするために、アメリカのスタートアップ企業が作成した検知ツールのことです。
21年度より、日本でも導入事例が急増しているとのこと。
  
このSCC。
従来のセキュリティー対策評価とは、決定的に異なる点があります。

それは、評価が”客観的”であるという点。

従来用いられていた手法は、チェックシートに基づいた”自己申告型”が主流でした。
しかし、これではあくまで”主観的”な評価しか下せません。

サイバー攻撃による被害が続出している昨今、信頼性に乏しい評価結果では安心した経済活動ができない。

事実、「SCCで落第点を出した企業とは取引しない。」
欧米では、このように宣言している企業も多く存在します。

SCCが主流になりつつあるのは、理に適っていると言えるでしょう。
   
サイバー防衛力に限らず、このような”客観的な指標”は欠かせなくなっています。
 
我々個人で言えば、それは”数字”であったり”資格”に該当するのではないでしょうか。

自分自身を”武装”できる指標を身につけておくこと。
これは今後の社会を生き抜く上で、大切な心構えになるでしょう。
  

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