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新宿伊勢丹、地下の食品売り場で会いましょう。

東京で一番好きな場所がどこかと聞かれたら、あなたはどこを選ぶだろうか。

・・・・ぶっちゃけ魅力がありすぎて私は一番を決めるのは難しい(笑)

私は生まれも育ちも東京。旅行をする時にしか他県を見つめることはないが、大人になるにつれてどんどん東京の良さを感じている。

その「良さ」とは、けして芸能人と会えるからだとか、なんとなく都心だからではない。

東京には世界屈指の

圧倒的な文化の蓄積量と、絶え間ない進化と変化のスピード感が存在する。

東京は江戸時代から「天下のお膝元」とだけあって、日本を超え世界から、良い食べ物、良い建築、良い環境、良い技術が自然と次々と集まる場所である。

その中で見つけたより優れたモノはレガシーとして手圧く守られ、劣るモノは廃れ、また優れたモノがその部分を埋めにくる。

そんな繰り返しで成長してきた東京は、今では世界の名所だ。

これは個人的な見解だが、この忙しない流動さに日本人がついていけるのは、日常から四季という大きな流れに乗りながら生きたりや、変りゆくことに微動だしないマインドが、この短期間で大都市へと成長できた理由だと感じている。

と、なるとだ。

自然と私は、

文化と進化の共存をしうるスポット

を、東京のおすすめとして提案したい。

新宿の伊勢丹本店が私の一番好きな場所。


「くぅ~~~~!!!!久しぶりの伊勢丹だ・・・・!」

伊勢丹とは、三越伊勢丹ホールディングス傘下の株式会社三越伊勢丹が運営する百貨店の1つである。

本物志向なだけあって伊勢丹の相場は高いがモノはすこぶるイイ。

もちろん私は大金持ちではない。

行ったところで大きな買い物はできないが、私の目に映るモノは紛れもなく素敵で満ちている。いついかなる時も私を高揚させるディスプレイ、洗礼されたブティック、、、

また空間が広すぎないのも私は新宿伊勢丹店の良いところだとおもう。

スーパーマーケットより広く、ショッピングモールやアミューズメントパークよりも狭いからこそ、細かいところまで真剣にデザインできる。

初めて新宿の伊勢丹に足を踏み入れた時、

ここはただの商売が行われる場所でなはい。各プロフェッショナル達の最新の展示会、まるで美術館だ・・・!!

そう感じたことを今でも覚えている。

そんな伊勢丹の売り上げはもちろん凄まじい。

常に百貨店業界売上げ首位を守り、いつでも最高級のおもてなしを用いて、時代の最先端を私達の代わりに追い求めてくれている。(伊勢丹のバイヤーの方々には心から感謝の言葉をつたえたい・・・・!!!)

そもそも、変化を恐れず邁進する精神は伊勢丹グループの理念の1つでもある。

※以下三越伊勢丹ホールディングス公式HP参照

①組織のトップが「変化」に対応し迅速に決断していくこと
②ビジョンを作ってメンバーに浸透させること、そのための情報共有の重要性
③変化を楽しみ、メンバーの自主性を尊重し、さらに結果を出すことでモチベーションアップにつなげる取り組み

その思いは現ロゴにも繁栄されていて、黄色の丸は時代を捉える目、各文字の突起は時代の風を表現していると社内で説明されているそうだ。

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しかしそんな伊勢丹も、このコロナ禍では大打撃をおったそうだ。

長い休業はもちろん、営業が再開してからも昔のような集客は得られずじまい。結果、上半期の赤字額は半期で305億という前例にみない大不況だ…

「伊勢丹が潰れたら私は泣き崩れるわ・・・」

なんど私は伊勢丹に感動を貰ったかわからない、こんな素敵な場所が潰れてしまっては困る。

だが、お金がない学生の私でも、唯一気兼ねなくいけるフロアがある。

それは地下の食品売り場だ。

もちろん、ものによっては手が届かないような高額食品もあるが、お惣菜、パン、和菓子や洋菓子など、本当に美味しいものが交通費をかげずともここ伊勢丹に来れば間違えなく手に入る。

控えめに言って伊勢丹の食品売り場はヘブン。(真顔)

その中でも、恐ろしいほどお世話になっている店が一つ。

「今日も盛大に並んでる・・・w」

その店の人気ぶりは外出数が減ったこのご時世も関係なし、さらに凄いのは数種類ある和菓子が満遍なく売れるのだ。

うちにイチオシはない、なぜなら全部美味いから。

そんな感じだろうか(笑)

しかし、私の中のイチオシは存在する。

そうそうそう!!前のお客さんも購入された白くて大ぶりなお豆が特徴的なあれ!!

あれじゃわからない??

・・・豆大福だよ♡(小声)

豆の大きさが他の豆大福のとは比べものにならず、ほっくりした豆の深い味わいまで楽しめる。また包み生地はほどよい弾力で食べ応えがあるうえに、あんこは上ーーーーー品なんだなぁ・・・・・。

いかんいかん!!!!食べる前からよだれがでてきてしまう(笑)

月に一度、伊勢丹を最上階から順繰りに見る中で、新しいデザインや新しい流行を肌見で感じ、最後に食品フロア・老舗の和菓子屋でお土産を買って帰る。

どこまでもチープでしょぼい東京観光だが、私はこのスタイルが気に入っている。

今日もまた、この店でいつものように大福を買い、自宅へ帰る。

そういえば、伊勢丹は一人一人検温はせず、出入り口にあるカメラで入場者の体温を計測してコロナ対策をしていた。

これまた最新技術で私は度肝を抜かれたが、これでこそ伊勢丹だ。

この逆行にも、伊勢丹の底力を見せて欲しい。

がんばれ!

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