「みんなと同じ」は、安心で、幸せで、豊かなこと？

新しい「何か」に
チャレンジしようとする時、
新しい環境に
飛び込もうとする時、

不安や恐怖を感じます。

特に日本人は、新しいもの、
異質なものに対する
苦手意識や排除意識が強い傾向にあるかな、と感じます。

これまで慣れ親しんできた
場所、人、仕事、などなどに固執しやすく、

今、すでに「違和感」を感じているのに、
なかなか手放せないでいる、
執着ですね。

だから
お金があると安心、ないと不安だし、

学歴があれば安心、
なければ生きていけない、と思っていますし

貯金の額、年収、実績、
テストの点数、いいねの数、などなど

いつも気にしています。

なぜ、そんなことが起きるのかと言えば、

社会全体がその中を生きる人々の
「合意」のもとに成り立っているから。

お金や、いいね、
そのものに価値はないですが、

でもその価値を
「みんなで共有」しているから
そこに付加価値が生まれ、
「それ」をたくさん持ちたくなる気持ちにさせられます。

だから、
「みんな同じ」が大好きだし、
「みんなと同じ」でないと不安になります。

でも、いつの時代も
「みんなと同じ」から抜け出した

自分自身でありつづける人が、
本当の価値をもっています。

自分は何者かを知り、
自分自身で在り続ける人、
本来の自分のままでいられる人、
そういう人が、
本当の意味で豊かで幸せな人。

でも、
本来の自分を生きるというのは
「みんと同じ」ではないので、
ある意味「孤独」を生きることになります。

本来の自分を生きるというのは、
全体を生きるということなので、
本当の意味での「孤独」ではありませんが、

一般からは外れる、
みんなと同じ、からは外れる、
という意味では「孤独」にはなります。

「みんなと同じが安心」
と感じるこの日本では、

本来の自分のままを生きるということは
難しいのかもしれませんが、

それでも、
本来の自分を生きる、
自分自身を生きている人が
新しい時代を作っているのも事実としてあります。

私たちは、自分で自分を生き辛くさせてる

私たちの多くが
未来をこれまでの人生と同じようなものとなるように、
あの人のような人生になるように、と

自ら狭い狭い道を作って、
そのせまーい道を頑張って歩いています。

過去～現在～未来に
時間が流れているように感じていて、

私の未来は、
過去、現在の延長にあると思い込んで、
そこに自ら縛られにいっています。

その計算通りにいけば
私の人生は安心と思い込んでいます。

でも、実際には、
時は、「今」この瞬間にしか
存在していません。

「今」の連続のコマを
生きているのが、私たちの人生です。

だから、次に何が来てもおかしくなく、
次に何を選ぶかも自由です。

こうしなければならない、
なんて一つもありません。

コマの前後の脈略はなく、
ただ自分で意味付けしているだけですから。

だから、今、何が起きても良いのです、

でも、自分の思った通り、
計画どおり、想定通りにいかないと
私たちは混乱して、
「なんて私はダメなんだ」と
自分を否定します。

そうではなく、
本来の自分で生きる、ということは

自分の計画通り、
想定内通りに生きることではなく

何が起きても、
それを赦して、
淡々と受け入れて生きていく、ということ。

自分自身をいつも調えて、
本来の自分のままを生きる準備が
調った人から

生きやすくなり、
豊かさと幸せが巡ってくるように
できています。

私たちの多くがなかなか満たされず、
疲れ切ってしまっているのは、

自分自身に意識を向けたり、
自分自身を調えることなく、

「こうしなければならない」
「これが普通」
「みんなと同じにしておけば安心」

と自ら自分の人生の可能性を狭めて、

息の詰まるような毎日を、
生き辛い、なんだか違うと思いながら
過ごしているから。

まずは自分を理解すること、
観察すること、
そのために立ち止まること。

自分が、
今何を感じているのか、
どんな時に幸せや穏やかさを感じるのか、

そして、
どんな時に、
違和感やモヤモヤを感じるのか。

私たちの人生の時間は短いです。

みんなこうしているよね、
これが普通だよね、
今まで、みんなこうやってやってきたしね、と

周りを見回して、
周りと歩調を合わすことに
時間、お金、エネルギーを使っている場合ではありません。

私たちがやることは、
本来の自分を生きること
それ以外にありません。

とはいえ、忙しいことも分かります。

子育て、家事、介護、仕事
たくさん時間が取られてしまうこと、
振り回されてしまう気持ちよく分かります。

その時は
振り回されているのはなぜなのか、を
観ていく必要があります。

振り回されなくても良い方法があるはずなのに、
なぜ、私はそれを選ばないのか、です。

そこにある恐れや不安も見えてくると思います、

だとしたら
乗り越えるのは
自分の内側にあるその「怖れ、不安」ですね。

どうか、立ち止まって、
自分の内側を観てみてください。

毎日の瞑想の時間は、
私たちに、
本来の自分で生きることの心地よさ、
安心感、幸せを思い出させてくれます。

今日、
オンラインにて
ジョーティッシュをお受けくださった方が
海外在住、
海外での仕事経験もおありの方で、

日本の「みんなと同じがいい」に
違和感を感じる、という
お話をされていたこともあり、
私なりに感じたことを書いてみました。

みんなと同じは、
本当に安心で、幸せで、豊かなことなのか、、、、

改めて立ち止まって考えてみませんか。

明日も素敵な1日を！

本来の自分の声が聴こえずらくなっている人、
自分を偽りすぎて
いったいどこからはじめていったら良いか分からない人

ジョーティッシュ（インド占星学）をみることで
本来の自分の「望み」と同時に
それをできなくさせている「制限」なども
みていくことができます。

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