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競争や比較、損得から、本来の自分をただ生きる、の時代


オンライン
アーユルヴェーダや瞑想、ジョーティッシュを
受けられる方が増え、

「自分には何ができるのか分からない」
「何も役に立たない自分に存在価値を感じられない」

なんて言葉やご相談を
最近、よく聴くようになりました。


ニュースなどを見ていても、
今の社会の風潮として、

何かしら社会に役立っていない人や、
自分の能力を発揮できていない人間は

誰の役にも立っていない、
社会の重荷、くらいのレッテルを貼られ、
生きる資格がないような空気さえも
あるようにも感じます。


昭和の時代の人は、
(私も昭和ど真ん中ですが、笑)

人より抜きんでることや、
人より豊かになることが大切で、

直接的ではないにしろ、

親からも学校からも、社会からも
そうなるように
教えられて育ってきています。
(もちろん、それだけではありませんが)


「自分が、自分が」と
力を競い合ったり、

どちらが上か下かとか、
どちらが勝つか、負けるか、
どちらが損か得か、

が優先されていて、

そうやって、競争して勝った先には、
理想の未来がある、
幸せな人生があると思いこまされて
走ってきたところも多くあります。


でも、そうして

「自分が、自分が」と
「我」をベースにした社会では

同時に
「ただ生きる」ということは
認めてもらえない雰囲気もあります。


たとえば、

学生であれば
学校に行っていないのは良くない、

ある一定の年齢になれば
正社員にならなければならない、
パートやアルバイトでは認められない、
結婚していない人は認められない、
結婚して子どもがいないと認められない、

子どもがいたらいたで、
立派な何かにさせなければ認められない、

などなど。


もちろん、
直接的な言葉にはされませんが、
なんとなく、
そんな社会的風潮はあると
誰もが感じていると思います。


自分という存在に何か特別な意味を求めて

目の前の人や
自分の子どもに対してさえも、
その存在をそのまま認めることができず、

自分にとって
この人はどういう意味があるのか、

自分にとって、
この人は損か得かなんて考えていたりします。


だから、相手も自分も

何かスキルや資格がない自分はダメなんだ、
特別な何かができない自分には存在価値がないんだ、

なんて、思ってしまうのだと思います。


そして、
そんな自分に

「存在価値」をつけてくれそうな
「何か」に
頼ってしまうのだろうな、なんて思うのです。


こうした先に
幸せがあるようには、私は思えません。


今、大切なことは、
そんな自分の外側にあるものではなく、

今は、
ただ、そんな価値基準の社会の中で生きているから
そう思わされているだけで、

自分の存在の真理は
そんなところにはない、ということ、

本来の自分をきちんと知ること。


そして、
そんな価値基準の中(俗世間)の中で
生きつつも、

そこに飲み込まれる必要はなく、
本来の自分のまま、
堂々と生きていくことだと思います。


今、あらゆる価値観が変化している時です。

今まで感じられてきた
自分の存在価値を感じにくくなっている人も
いるかもしれませんが、

今こそ、
本来の自分を思い出して、
そこで堂々と生きる時が来ているかな、と思います。


アーユルヴェーダやヨガ、瞑想の習慣は
私たちに、
そんな当たり前のようで
ついつい忘れてしまう大切なことを
毎日思い出させてくれます。

雨の週末になりそうですね、
どうぞ素敵な週末を御過ごしください。


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