言葉がなくなれば、苦悩がなくなる。言葉を消す時間
「身体を調える」/「心を調える」/「魂を調える」
この3つのテーマで書いています。
今日は「魂を調える」から
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前回、
「今、この瞬間」で起きていること以上に大切なことはない
の中で、
と書きました。
今、この瞬間に繋がっているとは、
思考が止まっている時間。
頭の中の言葉が止まっている時間。
この時間が大切。
この時間が、今、この瞬間を感じている時間、繋がっている時間。
頭の中の思考、言葉をなくしていくこと。
それがどれだけできるか、
その時間をどれだけ持てるか。
あらゆる苦悩は「言葉」によって生まれます。
今、目の前で起きている出来事には、
良いも悪いもないのに、
そこに自分の中にある思考、言葉が
「あれは良い」「これはダメ」としているから、
苦しみや悩みが生まれます。
ですから、
言葉がなければ、苦悩はありません、
言葉がない時間とは、
今この瞬間を生きている時間。
思考や言葉は
「現実」「真実」ではありません、
「現実」「真実」は、
今、この瞬間、あるものだけ。
ですから、
今、この瞬間が幸せや穏やかさに包まれているのであれば、
それが全てであって、
せっかく今、幸せ、穏やかさを感じているのに、
過去の後悔や、未来への不安を
頭の中で、ぐるぐると反芻していたら、
一瞬で悩みや不安が膨れ上がって不幸になることができます。
そうやって
私たちは、今この瞬間が全てであって、
今この瞬間にある「幸せ」を観ることなく、
頭の中にある
あーでもない、こうでもない、
ああなったらどうしよう、こうなったらどうしようの渦に
はまって、
苦悩や不安の多い人生を自ら選んでいくことになります。
思考を止める時間、
言葉から離れる時間、
その時間が、私たちを「今」に繋がらせてくれて、
確実に静かで、幸せな場所に連れていってくれます。
そのためには、
呼吸法や瞑想が、必須ですし、
これは、
過去の多くの先人たちが、
呼吸法や瞑想を行うことで
静かで穏やかな真実の中にい続けることができたことからも
確かなことだと思います。
とはいえ、
強制するものでもないですし、
やりたい人がやれば良いのだとも思っています。
私がそうであったように、
必要だよ、良いんだよ、と伝えていても、
本人にとって、その時、それが必要でなければ、
やらないでしょうし、
でも、
こうして伝え続けていれば、
私がそうであったように、
いつか、行き詰ったり、どうしようもなくなった時に、
ふっと思い出してくれるかもしれない、とも
思ったりします。
そんなものだと思います。
自然界がそうであるように
必要な時に、必要なことが起こって
毎年綺麗な花を咲かせたり、
昆虫や動物たちが生まれたり、亡くなったり、を
繰り返しているように、
私たちも、思考を止めて
コントロールすることを止めて、
今、この瞬間を大切に生きること、
今、目の前の出来事、人に丁寧に向き合うこと、
その積み重ねだけで、
私たちはもっと
気楽に、穏やかに、静かに、
幸せになっていくことができます。
呼吸法や瞑想の習慣をつけたいかたは
ご一緒にいかがでしょうか?
台風が近づいているようですが、
お気をつけて、どうぞ素敵な週末を♪
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