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誰かの一言で、手を止めていいのだろうか。

「本をたくさん読んでも、
何にもならなかったよ」

本を読み始めたころ、
誰かに言われた。

誰かは忘れたけれど、
私には「もう、やめた方がいいよ」にも
聞こえた。

そもそも、「何か」って何?

だから、考え方が偏っていく。

7年前。

「家を片づけたい!」と、
収納本を手にとった。

私の読書人生が始まった瞬間だ。

その片付けで起業するとは、
夢にも思っていなかった。

それから数年間、

  • ビジネス書

  • エッセイ

  • 自己啓発

  • 子育て

  • 片づけ

などの本を中心に読んでいた。

本屋さんへ行っても、
興味のある分野のコーナーへいく。

だから、考え方が偏っていくのだ。

自分の思い込みを「強化」する情報を探す。

自分の考えは間違っていないんだと
「確信するため」の情報を集める。

「それ以外の情報はいりません」

と、自分でシャッターを
おろしていた気がする。

「何か」にするのは、誰なのか。

そんな時、
ふと手に取ったのが小説だった。

まさか、泣くなんて。
こんな世界があったのか。

視野が狭くなっていた自分に、
一瞬だけ後悔した。

後悔ばかりしてはいられない、と
他のジャンルや、雑誌まで
多くの本を読むようになった。

Instagramのストーリーズで
紹介していた本は、
もう紹介しきれない。
(が、一語一句読んでいるわけではない)

私は、
何にもならない事を最初から
やろうなんて思っていない。

未来で手に入る「何か」が
先に分かっているよりも、

どんな展開になるか分からない
ストーリーをつくりたい。

小説のようなストーリーを。


目的は延々と更新されていく。

もちろん、
人によって本を読む目的は違います。

  • 心を落ち着かせるために読む

  • 知識を得たいから読む

  • 狭い視野を広げるために読む

それは、
目の前にある目的です。

目的をクリアしたら、
また新しい試練が始まった。

そんなストーリーの主人公は、
たった1人。

自分です。


今日も本を開こう。
「絶対」なんてないのだから。

自分の思い込みを取っ払うために。

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