見出し画像

オンラインは、「トンネル」だ。

世界中の人と繋がれるのに、
なんだか「閉鎖的」な気がする。

オンラインでの会議や、
SNSでの交流を活用する人がいる一方で、

自分が今見ている景色「だけ」が
当たり前になると、

情報や考え方が偏ってくる。

まるで、
トンネルの中を一生懸命
走っているような感覚に
ならないだろうか。

じゃあ、
偏っているかどうかに気づくためには
そうすればいいか。

オンラインを、
あえて飛び出すのだ。


同じ「暗い」でも、別世界な街は確かにあった。

先日、
実家のある東京へ帰省した。

帰省の目的はたった1つ。
「人に直接会うこと」だった。

なぜなら、
ここ数年は「オンライン」での
交流がほとんどだったから。

対面のイベントなどに参加しようとしても
自分が体調不良になったり、

子どもの保育園であのウイルスが流行ったりと、
人と話す機会を作るたびに延期・中止となった。

昨年も帰省したが、

母親の法事と、
亡くなった友人にお線香をあげにいったりと
バタバタしていた。

その上、
夫も娘も息子もいたため
身動きが取りにくかったのを覚えている。

今回は、
満を辞して「ひとり帰省」にした。

夜の東京は、
なんて幻想的なのだろう。

もしかしたら、
幻想なのかもしれない。

そう思わずにはいられなかった。

かつてはこの街に住み、

「仲間」と一緒に仕事をし、
家に帰れば家族がいた。

そんな記憶を遡ると、
懐かしくも感じたが「もう別世界」のような
気もした。

当たり前である。

ここ数年は、
ネットばかりみていたのだから。

でも、
自分で選んだ道でもある。

自分以外の人に、責任はない。

だからこそ、
人に会っていろいろな話を
聞かせてもらいたいと感じていた。

収穫は、大きかった。


時間内に「切り上げる」オンラインの弊害。


この時期に帰省したのは、
海外に住む友人も帰省していたから。

会うのは7年、8年ぶりだろうか。

幼稚園から長い付き合いの友人もいる。

今回、
9人ほどの友人やお知り合いの方と
「雑談」をしたことで、

視野がブワァーっと広がった。

働き方から、子育てまで、
何に困っていて
何にストレスを感じ、

どんなことが小さな幸せなのか。

オンラインではお客様から、
仕事上のお困りごとをよく聞くが、

時間になると「切り上げる」ことが
ほとんどで、

むしろ、
それが「お仕事」だと思っている。

特定のお客様だけ延長するわけには
いかないからだ。

でも、
仕事の悩みには「実生活の悩み」も
絡んでいるだろう。

・子どもが〇〇だから、〇〇がない。
・夫が〇〇だから、〇〇がない。

仕事と、プライベート、
両方の現状が分からなければ、
表面的なアドバイスになってしまう。

だからこそ、やっぱり、
雑談は大事である。

本音は、
雑談に隠れているものだ。

「こんなこと言ったら笑われちゃうかな」
「実はみんなこう思ってるんじゃないのかな」

そんなことも、
私は全然言ってもらって
構わない。

「マインドのせいですね」とかは
言わない。

一方で、
オンラインだとうまく噛み合わないと
感じることもある。

画面の向こうでスマホをいじっている人も
少なくないだろうし、

後の予定を気にする人もいるだろう。

これでは、
本音も出にくいのではないか。


「私は」大丈夫?

もちろん、
オンラインが悪いのではない。

オンライン「だけ」の世界にどっぷり
浸かることのないよう、

こんな世界もある。
あんな世界もある。

と、多方面から世の中をみることが
大事だと痛感している。

「私は大丈夫」と感じている人ほど、
自分が今いる世界を疑ってみよう。

「この人になら、
本音を話してもいいかな」と
感じる人がいたら、
オンラインでも、いい。

どんどん話そう。



【個人事業主・これから起業されたい方向け】

▶︎ 【毎月3名限定】申込み前後の「流れ」と「文章」を整える個別サポート
※ 7月分の募集は、明日7月7日(金)23:55までにお申込みください。
※ 8月は募集がありません。

▶︎ やりたいことが習慣化できるオンラインコミュニティ「まなラボ」
※8月から参加されたい方は、〜7月21日(金)23:55までにお申込みください。

サービス一覧を見る


最後まで読んでいただきありがとうございました!たくさんのビュー、スキが執筆の励みになっています。いただいたサポートは子どものおやつにさせて頂きます◎