学校英語教育の目的
前回の記事のまとめ前回の記事では、グローバル化による実用的な英語が求められている一方で、実際には英語を使用する(限られた英語使用も含む)日本人はとても限られていること(寺沢, 2015)を確認しました。そのような中で英語教育の目的を実用的な英語の習得としてしまうと英語を将来使う一部(多くはエリートと呼ばれる)のための教育となってしまい、大部分は無視されることになります。しかし、学校英語教育ではそのような実用面だけではなく、「教養的」な側面を目的として持っているのではないでしょ