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市内4位は世界一!息子の成長に泣く、の巻

先日、息子の部活の市民大会があった。息子は中学に入ってから剣道を始めた。1年でずい分、背が伸びたけれど、最初は女子を交えても小さい方で、体格もヒョロヒョロで、完全に弟みたいな扱いだった^^; そういえば、今は息子より一回り小さいあの子にも“チビ”って呼ばれていたわ。それはそれで微笑ましかったけれど、性格的にも穏やかだし、向いていない部活を選んじゃったのかもなぁ…なんて思うこともしばしばだった。
外部のコーチは、体格やセンスを優先しているのが明らかで、最初のころは遠征にも呼ばれなかった。地道に努力して、遠征に呼ばれるようになっても、試合には出られなかったり、違うチームの数合わせに出されたりすることばかり。練習をよくさぼっているあの子は来れば毎回試合に出れるのに…。ケガから1か月ぶりに復帰した子がレギュラーなんだ…。また知らない学校の子たちに混じって、居心地悪そうだな…。車出しに協力するたびに、親の方が苦い気持ちになる日々。それでも、車出しの協力者が少ないので、私がダメでも夫が行くなど、思い返すと、私たち親も結構頑張った。
そして何よりも息子。“自分が弱いから仕方がない”と、文句も言わず、弱音も吐かず、粛々と本当によく頑張った。“もう休んでもいいよ”と言っても、休まなかった。春頃、“少し勝てるようになってきたかも?”と思った。けれど、“たまたまかな…”とも思ったし、息子もそう思っているようだった。

そして先月、久々の大会があって、息子は中学1、2年の部で市内4位になった。3位決定戦は同じ学校の同級生。息子より体格もいいし、負けん気が強くて思い切りがいい。そんなんだから、あっさり負けてしまうかと思ったら、思った以上に粘って、互角の試合をした。
強くなった!強くなるまで、誰よりも練習に参加して、行ける試合にはすべて行ってコツコツ頑張った!感動した!

市内4位?いや、よく見てよ。うちの息子、世界一でしょ。それが私の感想です。親バカとして定評のある私には、これ以上ない嬉しい1日になりました。ちなみに、4位は入賞でもなんでもないらしい^^; 

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