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アイデアと思考を爆速化する【分解思考】と【Mind Node】 ~実践編①~
🔴はじめに
今回は、Mind Nodeというアプリの紹介をする。
みなさんは、普段どのようにしてアイデアを出しているだろうか。
・紙に書く
・付箋に書く
・人と話しながら
・PCに打ち込みながら
どんな仕事であっても、それを価値あるものにするためには、【何をすべきか】、【どうすべきか】を考える必要がある。そのために必要なのは、【思考整理】だ。
思考整理といえば、「0秒思考」や「メモの魔力」といったベストセラー本のノウハウを応用されている人もいるかもしれない。
今回は、こうした思考法と合わせて、それを爆速化する【思考ツール】を紹介する。
ちなみに、前回は、直線的、思い当たり的な通常の思考と比較して【分解思考】について持論を述べた。
分解思考とは、
①要素分解、②関連や連動の発見、③優先順位付などといった多様なメリットをもたらす思考
であった。
また、それには、2つの側面がある。
1) 抜けや漏れだけではなく、新しい要素の気付くという『創造的側面』
2) 膨大な量のタスクを効率的・効果的に処理する『実行的側面』
前回は、これらの点を「大掃除」を例に挙げ、【分解思考】がいかに仕事や日常生活を「イージーモード」にしてくれるかを解説したつもりだ。
問題解決を次のように定義してみよう。
問題解決 =①思考法 × ②思考道具 ×③実行
前回記事が①ならば、今回は②に特化して話していく。ちなみに、③については、以前に記事にしているが、またいずれより一層掘り下げようと思っている。
さて、いよいよこのアプリを紹介できる時が来た。このアプリだけあれば、ほとんど全てが完結するといって良い。あまり世に知られていないが、唯一にして最強のアプリだと思う。モンスターハンターで言えば、ミラルーツ。
それが、このMind Nodeである。
🔴構成
【結論】 マインドマップは、他のアプリと比べて多くの優位性を持っている。作成までの「手間の少なさ」や、編集、優先順位付け、タスク化などがスムーズに行えて、思考スピードを止めない工夫がされている。
【構成】
Mind Nodeの基本操作
①ノードの作成
②超クールなノードの入れ替え
③タスク化
④タグ化とハイライトによる超効率化
⑤画像、リンクの挿入による利便性UP
🔴基本① ノードの作成 ~親子、兄妹~
まずは基本動作について説明する。
前回に引き続き,「大掃除」をテーマとして,マインドマップを作っていく。
メインノード(テーマ)を作成したら,そこから縦横にノードを展開していく。横に行く場合は、スペースキー3回。縦に行く場合は、エンターキー3回。
横に行くと、「水回り」→「キッチン」→「シンク」→「油汚れ」というふうにより具体的、個別的なタスクを生むことになる。ちなみに、これを「親子関係」で表し、「親ノード」「子ノード」と表現する。
「水回り」という親から、今度は、「リビング」「玄関」といった【同じ抽象度のもの】(=プロジェクト)を生み出してみよう。エンターキー3回だ。これはいわば。「兄妹ノード」である。
基本操作はこんなところ。
作成のコツとしては、前回記事にある「T-P往復思考」を駆使して、網羅的なマップを作っていくことだ。
T-P往復思考
個別のタスク(T)をひたすら書き出しながら、その「親」にあたる【大きなプロジェクト(P)】に立ち戻って、具体と抽象を行き来する思考
といっても、ある程度は自動的にできるようになる。
子どもばかりをたくさん産んでいると、ついつい個別のタスクに集中してしまい、大事な大枠を忘れてしまう。
しかし、子ノードをたくさん産んでいると、だんだんと共通点が出てくる。「あ、これはまとめると『リビングだ』」「これは、『玄関になるな』」という感じだ。こうやってすぐに兄妹が見えてくる。
言うなれば、
子作りに集中していたら、勝手に親族がちょっかい出してくる感じだ。
ん?なんか違う?(笑)
基本操作はそんな感じ。このアプリの第一の利点ろは、【キーボードから手を離さずに親子を生み出せるスピード】にある。
無論、こんなの序の口だ。ここからが本番だが、以下に示す要素こそが、このアプリを唯一無二にしている要素である‼️
●他のマインドマップアプリに対する優位性~
基本②ノードの切り替え
基本③タスク化
基本④ タグ付けと、フォーカス
🔴基本② ノードの入れ替え
作ったマインドマップを修正してみよう。
子ノードを生み出しまくった結果、間違った分類をしてしまった・・・
そんなあなたに‼️
子どもは、無闇やたらに作るものではない。もしそうなったらしっかりと、「兄妹」に助けてもらおう・・・
さて、入れ替え作業を見て頂こう
1)兄弟を作る。
2)「親」にしたいノードに向けて、「子ノード」をドラッグする。
*必要に応じて複数選択可
こうすることで、ノードを自由自在に展開できる。
直感的に、いくらでも入れ替え、作り替えができるのが最高にクール。
🔴基本③タスク化
それでは、先程作ったマインドマップをタスクにしてみよう。
タスクにしたいノードを選択して、「タスクを追加」を選ぶ。
すると、ノードの横に小さな「○」が現れる。
各項目のうち、一番右側(=具体的) の要素をタップすると、○が「●」になり、完了を知らせてくれる。すると、その親の「○」も一部が塗りつぶされていく。
このようにして、子どもが全て「●」になると、親も●になっていくという具合で、プロジェクトの進行具合がわかるようになっている。
ちなみに、iPadやiPhoneのリマインダー機能と連携させることもできる。
🔴基本④ タグ化とハイライトによる超効率化
さて、次の図を見てもらいたい。
たくさんやることが出過ぎて、もう訳がわからない。今日1日でこれを処理しようと思うと、途方に暮れそうで。
でも、どこから手をつけたら良いか・・・
こういう時に便利なのが、【タグ付けとハイライト】機能だ。
これも動画でもていただきたい。
まず、「今日やる」「またやる」「諦める」といったタグを作り、各ノードに割り当てていく。ノードをタップしてアクティブにした状態で、タグをタッチすれば良い。
こうやることで、どの項目が優先事項なのかが視覚的に見えてくる。
しかし、このままでは釈然としないので、✴️【ハイライト】を活用する。
タグ一覧の右側にある「👁めだま」マークを押すと、そのタグをつけている箇所だけが残り、それ以外は薄い表示にしてくれる。
これでやるべきことが一目瞭然。
ちなみに私は、結婚式の準備をこのようにして洗い出し、
1) 自分
2) 妻
3) 式場、プランナー
というふうに、誰が何をやるのかを明確にすることで、とてもスムーズに準備をすることができた。
どんな組織においても、こうした【見取り図と役割分担】は必須になってくるだろう。
🔴基本⑤画像、リンクの挿入による利便性UP
必要があれば、このようにしてブラウザからのドラッグ&ドロップで、画像やリンクを挿入することも可能だ。最近はKindleで読書をすることが多い。
読書メモをマインドマップで作成し、図表などはスクショを撮って、各項目に貼り付けるようにしている。
詳しくはこちらの記事を参照ください。
なお、挿入した画像はペンでマーキングすることもできる。
🔴まとめ
以上、MindNodeの基本操作とその優位性について説明してきた。
【結論】 マインドマップは、他のアプリと比べて多くの優位性を持っている。作成までの「手間の少なさ」や、編集、優先順位付け、タスク化などがスムーズに行えて、思考スピードを止めない工夫がされている。
【構成】
Mind Nodeの基本操作
①ノードの作成
②超クールなノードの入れ替え
③タスク化
④タグ化とハイライトによる超効率化
⑤画像、リンクの挿入による利便性UP
これにより圧倒的に日々の業務が効率化され、抜け漏れのないアイデアマンへの一歩が踏み出せるかもしれない。
【習慣化】の記事で書いた「プロテインの中にスマホを入れてから寝る」というクレイジーな工夫も、このアプリを使って、思考を加速・跳躍させたから生まれた物である。
さて、次回は応用篇。
「どう使うかHow」も大事だが、【何に使うかTo What】はもっと重要だ。
タスク管理やアイデアだし意外にも、さまざまな便利な使い方があるので、これついて説明したい。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです😼
最後までお読みいただきありがとうございました‼️
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