「退屈」と感じる心のメカニズム。拗ねる男性性を受け止め、女性性で包み込む。
こんにちは。
「退屈」という感情について
「あーなんか退屈だなー」とスマホに手を伸ばし、SNSをなんとなく流し見する。
やらなきゃいけないタスクがあるのに、なんとなくだるくてやりたくない。
こんなこと、あるある・・・ですよね。
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少し前のセッションの会話の中でのこと。
「退屈って自分の内面の中で何が起こっているのですか?」
とご質問があったので、こちらでもシェアしたいと思います。
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「退屈を感じる」というのは、内面世界で起こっていることで、
実際の”わたし”の問題ではありません。(でもこれを問題だと思ってしまうのは脳のしくみなんです)
ここで言っている”わたし”という表現は、
心や身体だと思っているわたしという存在、あたりまえにあるこの世に存在しているわたし、という意味です。
「One Heart」的にいうと、
心や身体は、全体性に付随しているほんの一部分であって、ほんとうの自分は心や身体、思考や感情など特定の”何か”、ではない、もっともっと大きくて深くて”これ”と限定できない存在なのではないか・・・と感じています。
なので、”わたし”という存在も、ほんの一部分の存在なので、”わたしがすべて”だと思っていると、けっこう息苦しさを感じてしまったりするのです。
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✧˙⁎⋆振り返りnote。
「思考」ってなぁに?という視点で書いています☟
勝手にわいてくるとはいえ、自分でつくっている「思考さん」なので、その思考を変えることもできるんです。
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拗ねる男性性
自分の内面に、ふたつの側面があります。
男性性と女性性。
私たちは、男性か女性かどちらかの「性」でこの世に生まれてきました。
(ここでは身体の性として書いています。概念的な意味合いで捉えていただけるとうれしいです)
男性にも、内面に女性的な側面を持っている。
女性にも、内面に男性的な側面を持っている。
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男性性とか女性性って何?っていうのは、下のリンクに私が思う男性性、女性せについて書いています。
✧˙⁎⋆こちらもよかったら参考にしてみてくださいね☟
わたしが書いているアメブロの記事。
女性性と男性性のバランスがとれている時、人は魅力的になるというお話です。
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自分の中の男性性が拗ねている状態が「退屈さ」を感じることへつながっているんだと思うんです。
どうして”拗ねる”のか?という深い疑問が出てくると思いますが、細かくはまたあらためて書きたいと思います。
やる気が出ないとかモチベーションが上がらない時を想像していただくとわかりやすいかと思います。
やりたいって思っているのに・・・、
周りの人は幸せそうなのに私は・・・、
なんかやる気出ない・・・
冒頭にも書いた、あるあるな感情。
それは、自分の中の男性性が動けなくなってしまっている、のではないかと思います。
まず、この状態をダメだ、と責めないでくださいね。
どんどん男性性は拗ねます。
”拗ねる男性性”をいい気分にさせることができれば、行動に移すことができるようになります。
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女性性(包容力、受け入れる力)がカギ
自分の中の女性性が、
大丈夫、わたし(あなた)にはできるよ♡と私自身に話しかけてあげる。
女性性とか男性性とか意識しなくてもいいんだけど、
頭の中で、自分を肯定する言葉をかけてあげる。
最初はムズムズして、心地いいものではないかもしれません。
やる気ダウンしている時や、人と比べてしまう時って、
たいてい「自己肯定感が下がっている時」なので、そんな時に自分に大丈夫と言ったり、肯定したりすることなんて難しいに決まっているからです。
でもこの”動けない状態”をずっと放っておくと・・・、
もっと男性性は拗ねてしまうので、ますます動けなくなってしまいます。
なんでも、「めんどくさい」と言ってそのままにしてしまいます。(めんどくさいが常駐してしまうと先延ばしクセが通常になり、なんにもできなくなってしまうよね)
そして、どんなことでもいいので、行動した自分に対して、「ありがとう」と言ってあげてください。
眠いのに朝早く起きたこと
毎日仕事に行っていること
忙しいのに子供の習い事の送迎をしていること
行きたくもないのに、飲み会に行かなきゃいけないこと
好きでやっているわけではない、その行動のひとつひとつに「ありがとう」と言ってあげてください。
有限である私たちの身体は、そんな時でもせっせと行動してくれます。
当たりまえ、という傲慢な気持ちが自分の内面で男性性と女性性の分離を引き起こしているのです。
全部、自分の内面で起こっていること。
外側の”誰”の責任でもありません。
すべて、自分の責任下でやっていること。(ちょっとスパルタ的表現になってしまうけど、誰に言われたとしても最終的にはすべての選択権は”自分”だから、あえてこう表現しました)
だからこそ、その行動に「よくやったね、ありがとう」と小さい子供を褒めるように言ってあげてくださいね。
自分の中に”小さい頃の自分”がいる、というイメージです。
”拗ねてる”男性性をグイグイ引っぱってくれるステキな男性性に・・・。
退屈しないようにおもちゃを買い与えてくれた母
最近、母のことを思い出して・・・。
というか、自分の幼少期の頃ね。(メンバーさん特典noteを書いていて、ふとよみがえってきた記憶・・・)
わたしが4歳の頃、母が産まれたばかりの妹の子育てに時間を充てたいからだと思うんだけど、私が退屈しないようにと、積み木やパズルなどの”ひとりで遊べるもの”をたくさん与えてくれました。
(こういう”考える系”のおもちゃを与える母ってある意味スパルタだよね?時代かもしれないけど)
それをわたしはひとりで、黙々と遊んでいたのです。
その頃のわたしは、「ひとり遊び」をこれで覚えた、といっても過言ではありません。
母が家事をする傍ら、同じ部屋でひとりで遊んでる写真がたくさんあるからです。
4歳なので、なんとなくの記憶もあって、その積み木やパズルはけっこう楽しくて、確かにわたしは”退屈”しなかったような気がします。
この経験で何か学んだというわけではないかもしれないけれど、母が退屈しないようにわたしにおもちゃを買い与えてくれたように、自分自身にも退屈しないようにある程度のタスクを与えてあげると自分も喜ぶのではないかな?と思ったんです。
(タスクって表現しちゃったけど、大人はおもちゃというわけにはいかないしね)
母がわたしにしてくれた「おもちゃを与える」という行為を、大人になった私たちは自分自身で与えてあげなくてはいけません。
それは趣味でも仕事でもなんでも・・・。
”退屈しないように”がキーポイントなので、趣味でも退屈しないこと、仕事でも退屈を感じないように工夫すること、が大切だと思うんです。
「時間つぶし」って言葉がありますよね。
”つぶす時間って何?”という疑問が浮かんでくるかもしれませんが、
時間って、なんとなく過ぎてしまうと私たちは「あーもうこんな時間か」とか「今日もなんにもできなかった・・・」とか考えてなんだかがっかりしてしまうこともありますよね。
その反対に「充実する」という言葉があるように、
人は退屈しないで過ごした時間を”充実した”と表現するのではないでしょうか?
充実した時間を過ごすには、「退屈攻略」が大切です。
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そうするには、「自分の中の女性性がしっかりと”自分を褒める”こと」
褒めてあげられるくらい、「器」が大きく、広くあること。
「めんどくさい・・・」で一日が終わってしまってもいいんですけどね。
そんな自分も「大丈夫♡」と言ってあげればオッケーだと思うし。
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けっして・・・、私はいつもなんでこうなんだろう・・・?
だめだなぁー、私は・・・なんて、自分のことを否定しないでくださいね。
どんどん、男性性が”拗ねます”。
”男性性”が「もうやらない!」って言っています、笑。
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自分の”内面”との対話。
いろいろとここでもアドバイス的なことを書いていますが、結局のところはご自身の心の中に答えはある、ということ、です。
わたしが先ほど書いた物心ついて間もない頃の体験のように、ふと思いついたりするものです。
セッションとはいえ、いろいろとお話しをしていく中で、相談や質問するご本人が勝手に”気づいていく”という感じ。
それをただ「引き出す」ということをしているだけなのです。
勝手に自分の中からヒントやアイデアが浮かんできます。
でも通常の生活の中ではなかなかそのヒントはやってこないのかもしれませんし、アイデアも浮かんできてもキャッチできないのかもしれません。
セッションでは、こういった”気づき”が勝手にやってきてそれをキャッチできる場をつくれるよう、話の流れやその場の空気感を大切にしています。
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本来の自分は、この生まれ持った身体を最大限に使えるように設計して生まれてきています。(障害のあるないにかかわらず、障害でさえも誰かの支えになるんだと思うから)
自分を”敵”として扱うのではなく、むしろ唯一無二の”この世界にひとりしかいないわたし”として扱うことができたら、そのリソースはとてもすばらしく活かされるんだと思います。
今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。
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✧˙⁎⋆2023年12月9日(土)横浜にて1DAYレッスン&セッションを行います。まだ少し空きがあるので、ピンときたらお問い合わせくださいませ。(記事の中の空き状況は最新でない場合もあります)
10月末頃まで募集して、一旦締め切りたいと思います。
みなさまと充実したひとときを過ごせることを楽しみにしております♡
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