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20代ラストに乳がんが発覚し、ステージⅣ(左乳房、皮膚、リンパ腺、肝臓転移確認済み)と…

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20代ラストに乳がんが発覚し、ステージⅣ(左乳房、皮膚、リンパ腺、肝臓転移確認済み)と告知されてから日々奮闘中👊🔥 音楽はマンウィズが大好き(「゚Д゚)「ガウガウ 愛車はTWINGO🚘 趣味はかぎ針編み

最近の記事

健康だけが取り柄だったのに⑧

ドセタキセル11回が終わり、HER2抑制のパージェタ+ハーセプチンをコツコツと3週間ごとに1回打っていた。 梅雨入りが遅く、最近頭痛いなぁと考えていた矢先「脳のMRI撮ってみようか」という事を主治医から言われ、ドキドキしていた。 梅雨に入り、昼ごはん中に強い目眩に襲われて具合が悪く… そこから、深夜に頭痛が酷くなり嘔吐が始まる。普通の頭痛なのかも分からず、嘔吐や食欲不振、吐き気に目眩特に熱はないが辛かった。 2週間くらい経ち、どうしても我慢できずに病院へ電話。すぐさまおい

    • 健康だけが取り柄だったのに⑦

      ご無沙汰しております。 8月末から始まった抗がん剤治療も半年経ち、1回目80%、2回目以降から60%の量で打ち続けてきました。 最低6回、最高9回と言う目標に向け、3週間に1回の抗がん剤を打ち、副作用に耐えていました。 ようやく9回が終わり、診察に行くと「うん、若いから大丈夫でしょ!」とまさかの10回目Go発言… いや、え?若いからいけるだと…? 実はこの時、弊社休職期間半年のためすでに復職していた。もう有休ないから休めないって再三言ったのに、まさかの10回目… 副作用

      • 健康だけが取り柄だったのに⑥

        11月中旬、とうとう私はCVポート埋込手術を受けてきた。 ことの発端は、11月上旬に受けた4クール目の受診時に、主治医の先生からポート作るように言われ、その場で予約を取ったことだ。 ドセタキセルの副作用で、体全体が浮腫みやすくまた、採血すら一発でできない血管の出具合のため今後の治療でルートの確保が難しいとのことだった。 嫌だ嫌だといいながら、入院には慣れていて、病院食も美味しいからと二つ返事をしていた。 主治医の先生は、部分麻酔だから絶食はないと言っていたため、お昼ご飯を

        • 健康だけが取り柄だったのに⑤

          無事退院し、体力をつけるために1週間時間をもらって、とにかく「栄養価の高いものを食べる」「よく寝る」を心がけて過ごした。 結果、ようやく一人でフラフラせずに歩けるようになった!よかった! そして恐れていた2回目の抗がん剤。 私の治療スケジュールは、3週間に1回抗がん剤を打つサイクルを【最低6回】・【最高9回】を目標としている。 もちろん、途中で体調がすぐれなければスケジュールには変更がある。 さらには、通院で化学療法を行うため、自宅で療養しなければならない。 採血室は相変

        健康だけが取り柄だったのに⑧

          健康だけが取り柄だったのに④

          異常な白血球低下で緊急入院をして、ビックリしたのは食欲の低下。 今まで自慢できないが、食欲は常に旺盛だった。朝・昼・晩のご飯を楽しみに1日を過ごしていたが、入院してからは1日を過ごすのが精一杯だった。 口の中は口内炎が酷く、喉まで広がりしゃべることができず意思疎通が難しかった。 しかも、何故か唾液が異常に多く出てきて水を飲み込むのが辛いわたしには地獄のような状態だった。 唾液を吐き出し、点滴で栄養を摂取する。 顔の発疹が酷く、日に当たることを禁止されてて体力がないからベッド

          健康だけが取り柄だったのに④

          健康だけが取り柄だったのに③

          無事一泊二日の抗がん剤1回目が終わって、帰宅後の3日間は順調だった。 違和感を感じたのは3日目から。 一時間おきに起きて、吐き気に耐えて、氷舐めながら寝落ちを繰り返す。 足が異常に太くなり、トイレの回数が減る。 一人で起き上がる事ができず、口内炎がひどくなり食事もまともに取れず、お風呂も入れない状態が現れた。 この時点で「おやおや?副作用ってこんなもんなのか?」と余裕な考えの自分をぶん殴りたい。 主治医の先生から熱はない?と連絡をもらったその日の夜から発熱。 なんとか解

          健康だけが取り柄だったのに③

          健康だけが取り柄だったのに②

          8月29日(金)1回目の抗がん剤治療が始まった。 癌の種類はHER2陽性のため、「ドセタキセル」「トラスツマブ」「パージェタ」の3種類の抗がん剤を投与する。 初回はインフュージョンリアクション(発熱等)が激しく出やすいため、一泊二日の入院で点滴を打つように言われていた。 人生初の入院ということもあり、痛む脇腹を横目に気持ちは何故かお泊まり会的な期待をしていた。 今思えば、ステージⅣの癌と告げられていても余裕があったんだなと思う。 入院手続きすら新鮮で、コロナ感染防止のた

          健康だけが取り柄だったのに②

          健康だけが取り柄だったのに①

          健康だけが、取り柄だった。 風邪を引くのは年に1回くらい、インフルエンザは気合いと根性でかからない、徹夜しようが仕事が楽しくて毎日出勤してた。 お給料は大好きなMAN WITH A MISSONのライブ・グッズや、愛車に費やしてた。 それなのに、突然転機は訪れた。 胸の違和感に気がついたのは5月頃。 左胸が生理前に硬くなり、生理が終わると柔らかくなる。でも、翌月の生理が来る頃には寝るのが難しいくらい痛くなった。 家族は誰も乳がん患者がいないし、きっと30代手前だからホル

          健康だけが取り柄だったのに①