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<社内向け資料公開>welldayの働き方

皆さん、お久しぶりです。welldayの牟田です。
最近note書けてないのですが、普通にめっちゃ元気にしています。noteの上場にちなんでもっかいnote上の発信を増やしていきたいなと思ってます。

今日はタイトル通り、リモートワークをかれこれ3年ほど実践してきた弊社内の働き方についてナレッジシェアとしてカジュアルに公開したいなと思っており、リモートワークにおける標準化された最適解はないとは思いますが、各社に最適解を見つけるための役に立てられたらなと思います。

※こちらはwellday社内に向けたNotionドキュメントなので主語と表現が社内向けになってるところはご理解ください。


<Onboard doc>welldayの働き方

Read me Hi guys 牟田です🐼 このドキュメントはwelldayで実践したい働き方について書いてます。 このドキュメントはwelldayのみんなにとってよりチームワークを促し、パフォーマンスを引き上げるためのものです。🕶️ 全部を24時間実践してほしい訳ではないし、これからもどんどんアップデートしていきたいと思ってますが、結果としてこれを実践すると間違いなくあなたのパフォーマンスを引き上げられると信じてます。 今週から是非チームで実践して行きましょう🔥

リモートでの働く環境を整える

完全無欠に透明な連携がしたくなる、安心できる場所を実現する

オープンに連携しましょう!が大事なのは自明でなぜ大事かとかも説明不要だと思います。 しかしまずオープンに連携、の話をする前に、安心して連携できる働く環境であるかどうかが大事だと思います。

安心できる場所って、意味は理解できるけど具体的なイメージって湧きづらいですよね。 こう言い換えてみましょう。「安心できる場所」≒ 「幸福度が高く、この場所で働くと生産性が上がる」にしましょう。 うーん、まだわかりにくいですね。みんな大好きマッキンゼーのレポートを引用すると、「幸福度が高く、この場所で働くと生産性が上がる」≒「場所問わず、積極的・詳細にコミュニケーションへの参加」があればあるほど、安心できるとのことです。うん、納得感ある。さすがマッキンゼー。

コミュニケーションがうまく行ってるから最高な職場だ!なんて目線の低いことを言うつもりではないが、まずはベイビーステップ👶 でやっていかないとパワフル大人🏋️‍♂️にはなれないのでね、まずは「場所問わず、積極的・詳細にコミュニケーションへの参加」をですね、チームでやっていきたいですね。🥇
welldayなみなさまはきっとここで、理論と課題の特定は理解したぜ、具体的に何をやるんだ?と私に聞くだろう。そう、ここからは超具体でToolベースに整理して実践していこう。

すべてのコミュニケーションを一つの場所にするならSlack

リモートワークにおけるコミュニケーションは、決してオフラインの再現をやる必要があるとは思ってないです。むしろオフライン以上のコミュニケーションの質と量が求められている。
slackの使い方をカテゴリー分けするなら主に3つにまとめられると思います。

work or Private(業務内と業務外)
input or output(キャッチアップ・共有)
text or not text(テキストコミュニケーション・その他のコミュニケーション)

1-1. work on the slack

まずは「1」について、業務上のコミュニケーションのやり方についてはこのnoteがかなり詳しく記載してくれているので、welldayチーム内でもこれを参考にしてslackマスターズになっていきたいですね。個人的には特にリアクション・業務時の相談グランドルールはみんなで守っていけると良きかなと思います🙆‍♂️ 大事なので2回言いますね、リアクションはまじで大事やで。 コミュニケーションが積極的になりづらくなるサイクルのキーファクターだと思ってます😖
例えばですよ、

今日welldayに入社したAです。みなさんよろしくお願い致します!私の特技は一発ギャグです。
普段は海外にいるので、会うことが難しく寂しいです。
趣味は釣りで、・・・・(中略300文字)
一生懸命やっていくので、みなさまよろしくお願い致します。

と大型新人がジョインしたとしましょう。

B氏:いいですね!今度一発ギャグ楽しみにしてます。
C氏:リアクション:nice,等のリアクションをスタンプで反応する
D,E,F,G・・・:+1
その他のメンバーは無視

どうですか?A氏めっちゃ頑張ったのにメンタル的に辛くない??ここで「いや、なんで辛いの?」と思ってる人いたらコメント下さい。景色の交換をしましょう。笑
e.g:
アウトプット→リアクション少ない・スルーされる→😢→アウトプット無理で頑張る→無限疲れる循環→Burrn out !😭
アウトプット→リアクション・コメントめっちゃくる→嬉しい😆→また話そう→Spark! 🤩
大事なのはチームメイトに対して、愛と思いやりを持って、相手の立場・景色に立ち、徹底的に向き合うことだと思います。人のアウトプット(発言)に対して敬意を持っていると思いますが、その敬意を表現しなければ人には伝わりません。
そして最も敬意を表す方法は真摯に発信や発言を読み取り、最低限リアクション、できたらコメント・質問をしてあげることだと思います。オンライン上だからこそ行動しなけば思いが心が溢れていても相手には伝わらないものなので、勇気を持って愛をリアクション❤️をしましょう。
Slackの実践的な使い方8つのコツ〜チャット活用リテラシーを上げよう !|池田朋弘|note

1-2.Private (業務外)

ここは会社によって色が全然異なるので、No Ruleです。Have a funなslackにしたいですね。本当に。昔のストロングゼロスタンプの大量発生楽しかったな。そういうのどんどんやっていきですね。 @Yoshiyuki Kato

個人差あると思いますが、slackは最もあらゆるワークスタイルのメンバーがいる場所なのでありのままのみんなの姿が見えると嬉しいし、オフラインでなかなか会えないからこそ仲良くなれるし、やる気も出るよね。

2.input or output(キャッチアップ・共有)

少なくとも業務内においては、output前提としないinputはゼロに等しいと思っています。急にビジネスパーソンっぽい話になってますが、ビジネスの基礎体力は私達が思っている以上に事業を前進させるために必要な力だと思ってます。
その上で、slack上において、アウトプットの質が高ければ高いほど、チームの強度を引き上げるドライバーになると思います。
自分自身がめっちゃ良いことを仮に言っていて・連携等しても、日本語の表現がわかりやすければわかりやすいほどいいですし、共感を呼びやすいですね。
何よりもまずは大胆にインプットしたことや感じたことを発信(アウトプット)すること、アウトプットが増えれば増えるほど、量質転換して必ずチームの強度が上がっていくと思っています。
例えば、人の記事をFYIだけするのもGoodですが、それ以上に自分が感じたこと、どんな風にジョブに活かせそうかの目的をワンセットで共有できるとGreatですね 👍

3.text or not text

slackは基本テキストが9割です。ステータスの更新や動画のシェア等もありますが、正直利用されるシーンは少なく、ステータスも随時変えていくのが大変なので、うちではflatをベースに現在の状態を共有していくようにしていけている&まだの人は是非私と一緒に習慣化しましょう。🤝
ここで大事にしたいことは、自分と関係ないと思ってるスレッド等を読まないということが結構発生していることです。個人差はありますが、メルカリの小泉さんは未だに自分が入ってる全チャネル読んでいるとのことです。👀
もし読まなくていいChannelだと認識しているのなら、そのChannelから抜けることをおすすめします。
(※トーンが強めのですが、圧かけている訳ではなく、実際に共有する側からしたら全員読んでる前提になることが多く、後々の認識齟齬の種になってたりします。)
Channelに入ってるならメンション飛ばされているかどうか関係なく、リモートワークでハイパフォーマンス出すためには、業務に関することであれば読んだら全件なにかしらのリアクションをしましょう。
また、オフラインやオンラインミーティングでの会話をした場合、サマリーレポートをなるべく300文字前後でいいので、slack上に投稿するようにしましょう。
イメージとしては

〇〇について議論

結論としては□□□□□

至った背景は△△△△△△

後続は✗✗✗✗✗✗

といった感じですね。

「今どうしてる??」を伝えるためのGather

Slackについて長々と書きましたが、Gatherの使い方についてはもっと簡潔にまとめていきますね。gatherは基本的に「今どうしてる??」を表すツールだと思っています。ルールはあんまりに好きではないのですが、リモートワークの日はwelldayでは全員11時〜17時のコアタイムは基本gatherに出勤をするようにしましょう。
もちろん予定などがある場合はステータス欄・flatにつぶやくようにしましょう。また、社内のコミュニケーションはzoomではなく、gatherを使うようにましょう。オープンコミュニケーションしたい時に声掛け等もしやすいと思います。
遊び心を持ったgatherの有効活用そこまで詳しくないのですが、 @Cecile あたりにgatherのhave funを期待してる。😜

google Calendar

これは2022.10現在だと活用している人としてない人の差分がかなり激しい印象があります。
リモートワークの中では基本業務上の自分の行動(ワーク含めて)をなるべくカレンダーに反映するようにしていきましょう。また、ミーティング等の場合は予め開催場所やアジェンダ等を入れておくと親切ですね。こんなイメージです。

かなり具体的に書き込んだのですが、これはあくまでも自分の考えなので、みんなの考えやトライしてみたいことなどがあれば是非気軽にコメントを書き込んじゃってください 🤝

非同期な時間が多いからこそ、同期時(ミーティング)のレベルを次の次元に引き上げる🦄

ミーティングやコミュニケーションについて、かなりの良書を見つけたので、みんなも是非読んでほしいです。チャプター4の「コミュニケーション」のところですね。📔

仮に読めてなくても、下記のようなスタイルでミーティングを進めていきたいですね。

ミーティングについての基本的な考え方(※重要)

  • ミーティングのオーナーをまず決める、オーナーが下記のマネジメントをする

  • ミーティングの目的、ミーティングを通じてクリアにしたいことの共有

  • オーナーが忙しい場合は、ミーティングのファシリテーターを設定する

  • 事前のアジェンダ、論点共有・ドキュメント(必要があれば)の共有の実施

  • 議論をメインにしたいミーティング時は、ドキュメントなくても議論したい論点を事前に共有する

  • ドキュメントはなるべくナラティブに、簡潔・補助説明がなくても理解できるレベルに仕上げる

    • ドキュメントは基本notionにまとめるようにする、google silde使うにしてもnotionページを作成する

  • ドキュメントをミーティングの最初にチームで読み取り、コメントする時間をミーティングの冒頭に設ける

  • 定例の場合で参加者への依頼がある場合は事前に依頼する

  • ミーティングはFirst take、伸ばさない・グダる感じになったらその場で解散・リスケする(自戒込めて書いてます、いつも伸ばしてすみません🙇‍♂️)

  • 大胆にミーティングへの依存を絶ち、必要なければミーティングは招集しない

    • 中途半端なミーティングよりも、100%雑談の方が10倍有意義

    • ミーティングセットを気軽にしない、代わりに気軽な1on1、雑談する時間をセットする

これからのwelldayメンバーのためのカルチャーづくり

ここまでかなり細かく書いてしまいましたが、welldayで是非これらをカルチャーにしていけたらなと思っているし、まず自分含めてできてないことが多いので、頑張っていきたいと思います。
最後に、「なぜこれを頑張らないといけないんだ!もっと自由にやっていきたいんだ!」とちょっと思ってるかもしれないそこのあなた、正直自分もそこまで働き方について規律正しくできるタイプではないのですが、welldayが今後大きくなっていくと組織がどんどんダイバーシティにあふれていくと思いますし、そうしていきたいなと思ってます。多様な働き方を称賛するようなカルチャーにしたいですし、実現するには努力が必要です。

例えばお子様を持っている方は、柔軟な勤務地を希望する傾向が最も強く、将来的に完全なオフライン出勤を希望すると回答したのはわずか8%でした。
18歳未満の子供がいない社員だけはオフラインでの勤務を希望する傾向が他に比較して3倍近くありますが、それでも大多数がよりフレキシブルな働き方を希望しているので、拡張性を持ったwellbeingな組織をwelldayでまず誰よりも実践して、このプラクティスを世の中をよくしていきたいと思っている企業・チーム・働くすべての人にも届けていきましょう。

働くすべてのひとに、Have a wellday!

※参考にしたリンク等はこちらです。 https://www.mckinsey.com/capabilities/people-and-organizational-performance/our-insights/what-employees-are-saying-about-the-future-of-remote-work https://www.hotjar.com/blog/tips-on-remote-working/


社内に向けたドキュメントは以上になります。
読んでくれた皆さんにとっていかがでしたでしょうか、少しでもリモートワークの働き方に関する参考になれれば嬉しいです!

最後に少しアドワーズタイムをください。笑

リモートワーク内で働く仲間のコンディションが気になる、エンゲージメントを高めて、メンタルヘルスのケアをしたい経営者・人事の方がいらっしゃればぜひSlackと連携するだけで、メンバーのコンディションをリアルタイムで把握できるwelldayも役に立てられそうでしたら嬉しいので、気軽に問い合わせてみてください。

作者プロフィール
牟田吉昌(Yoshimasa Muta)
株式会社wellday CEO
学生時代にスタートアップ立ち上げ等を経験後、株式会社リクルート「AirPAY」に従事
2019年4月に株式会社welldayを創業
エンプロイーサクセス事業「wellday」をリリース、開発・運営
Twitter:@Yeahman18Roots


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