独立=やりたいことが見えなくなり立ち止まるパターン
独立したい、という方々の支援をしていて感じるのは、実際やりたいことがやりたくて独立したのに、やりたいこととは何なのかがなかなか見えない、という方が多い、ということ。見えなくなるが正しいかな。
軸が定まっていないよね、なんて言われたことがある人も多いはず。
また、やりたいことが見えていたとしてもそれを形にするためには、それなりの時間と努力が必要で、そこでめげてしまう人も多い。
特に、これまで会社員として仕事をしていた人はこの壁にかなりの確率でぶち当たっているように思う。おそらく会社員であった頃の会社の方針、上司の方針に沿って仕事をするという仕事の仕方が染み付いてしまっているから。悲しいかなそんな性が大きく影響している。私もそうで、下手に要領よく仕事ができたので、周りから求められることに応えていればそれなりに給与がもらえたから、やりたいことなんてほぼ考えなくてもよかった。
もちろんその中でやりたいこともあったつもりだし、自分の力でやり遂げたつもりでもあった。だけどそれはあくまでその会社でできること、認められることという前提もあり、会社の看板を使ってできるのだから、独立してトライするそれよりもコトもスムーズに運んで当然だった。(ということに独立して気づいた笑)
会社という枠組みを外して、自分というだけの存在になったときに、
自分は何がやりたいのか?
え、やっていいの?
やって失敗しても守ってくれる壁もない!
そう思うと途端に躊躇し、これでいいのか、間違っているのか、答え探しに入ってしまい立ち止まってしまう。
そして全く世に知られていない自分を世の中に認知してもらい、ビジネス活動を進めてみると、その労力に「これだけやってこれだけしか収入ないの?」と愕然とする。
やりたいことを仕事にしていくということは、会社員の時以上に自分の心の声を聴く必要があるし、そしてそれを形にしていくためにそれなりの努力がやっぱり必要になってくる。
「1ヶ月で月収100万!」といった書籍なども多くあるけれど、私はやりたい仕事なんだからやっぱり長くやっていきたい。それなら、短期的に高収入を目指して行動すると必ず無理が生じるし、長期的にどうしたらいい状態が作れるかを検討した方が絶対長続きするし、ハッピーな状態でいれると思う。
独立をするということは、やっぱりいいことばかりではない。
それでも自分の心の声をしっかり聴いて逃げずに少しずつ進んでいけば、これまでよりもより幸せなキャリアになっている事も真実だと思う。
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