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#日記

Books: それでも人生にイエスと言う(ヴィクトール・フランクル)

Books: それでも人生にイエスと言う(ヴィクトール・フランクル)

夜と霧の作者、ヴィクトール・フランクルの書籍で日本語版です。

夜と霧が印象的だったので読了。2つの講演をまとめた本です。
なので最初は語り口調が読みづらかったですね。慣れてくると違ってきますが、講演を翻訳しているのもあり、読み解くのが少し難しかったです。

内容もより専門的な心理学の内容になります。
ナチスの強制収容所から解放されて1年程経ったころの講演のようですが、短い期間でこんなにも力強く講

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Books: サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ)

Books: サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ)

日本語版、サピエンス全史読了。
英語版が安くて買ったものの、内容が難しくて断念、日本語で読みました。母語でも内容難しかったので今の私には英語では読めないですね。熟成させています。

年末年始に読んだ「ホモデウス」の前作です。
2015年頃。当時かなり話題になっていましたがやっと読めました。長いので疲れるけど、内容は興味深い。

過去、人類に起きていたこと、今私たちに起こっていることが分かりやすく書

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Books:ホモ・デウス テクノロジーとサイエンスの未来

Books:ホモ・デウス テクノロジーとサイエンスの未来

年末年始のお供でした。
日本語版。同じ著者の「ホモ・サピエンス全史」も読みたいのだけれど、途中で熟成させています。面白いけど長いのが難点。

2018年出版の本ですが、歴史から見たホモ・サピエンスの進化とその未来を描いています。
19世紀まで宗教を中心に世界が動いていたところから、20世紀の人間至上主義へと変化していき、これからは物凄いスピードでデータ至上主義の世界になっていくだろうと予測。

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Books : 外国語学習の科学―第二言語習得とは何か

Books : 外国語学習の科学―第二言語習得とは何か

こちらの記事で英語ができるようになる人の特徴の1つ、科学的に学習方法を学ぶという項目で紹介されていた本です。

言語習得という面でどんなものが効果的か、という検証をした論文や実験を元にして説明されています。
私が印象的だったのは、語学習得に必要なのは「インプットとアウトプットの必要性」というポイントでした。

インプットとアウトプットの割合は特に書かれていなかったですが、文法は後回しで大量の自然な

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