見出し画像

02:サイト制作は初心者だが、勝算はある(?)

【→チャレンジャー過ぎる創作活動の記録:もくじ

<前の記事→01:せっかく「ネット小説」なのにネットの特性を活かさないなんて、勿体ない

そもそもサイトを作ること自体初めてだと言うのに、そこで“新しい小説の形態”など実現できるのか……
 
実は、勝算が無いわけではありませんでした。
 
……と言うのも、自分は大学時代、授業の空き時間にパソコン室でネットサーフィンしては、そのサイトがどういう構造で組み立てられているかを分析するのが趣味だったからです。
 
当時、自分はまだサイト制作の知識も無ければ、HTML文書(Webページ)がどういう仕組みで組み立てられているかも知らない素人だったのですが……
 
(HTMLとは「Hyper Text Markup Language」の略でWebページを作るための「言語」のこと。)
 
訪問したサイトのソースコードを表示し、そこに並んだ英数字の羅列を実際のサイト画面と見比べ「この行のこの文字列が色を変えているんだな」だとか「この文字列の組み合わせで画像を表示しているんだな」などと、暗号を解くような感覚でコードを読み解いて遊んでいました。
 
(さすがにJavaScriptなどはちんぷんかんぷんでしたので、ごくごく基本的な部分しか分かっていませんでしたが。)
 
しかもそれだけではなく、帰宅後に自分のPCでコードを打ち込み、テキストエディタ(Windowで言うところの「メモ帳」)からHTML文書を組み立て、解読したソースコードの“答え合わせ”をして喜んでいました。
 
(文書保存時に拡張子を変えれば、ホームページ制作ソフトが無くてもHTML文書を作成することが可能なのです。)
 
当時の自分は、普通の脳トレや暗号ゲーム、謎解きゲームなどには全く興味を示さず、そんな謎の解読作業ばかりを楽しんでいたのです。
 
……客観的に振り返ると、我ながら「変人だな……」と思うのですが、「ゲームとかより、よほど実用的で良いじゃないか」と、当時は思っていました。
 
当時覚えたアレコレは、数年のブランクのうちに結構忘れ果ててしまったのですが、その時身につけたカンのようなものは、今でもだいぶサイト制作の役に立っています。
 
(現在でも、一部のページのちょっとした変更などは、ホームページ制作ソフトを立ち上げずにメモ帳からちょちょいと直したりしています。)
 
結局のところ独学なので、かなり知識は偏っていると思いますが……少なくとも、サイト制作作業に対して拒否反応が出ず、むしろ楽しんで取り組める姿勢があったことは、かなりプラスに働いていると思います。

<次の記事→03: ソフト選びは慎重に…


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?