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03:ソフト選びは慎重に…

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テキストエディタから、ごくごく基本的なWebページを組み立てられるとは言え、実際に作ろうとしているのは、それよりもはるかに複雑なサイト……
 
なので、まずは「ホームページ制作ソフト」を用意しようと思いました。
 
この手のソフトはピンからキリまであり、お値段にも相当な幅があります。
 
最初に手を出したソフトは、お値段もお手頃で、内容もシンプルなソフトでした。
 
それはたぶん、ごく普通のサイトを作りたい初心者の方には最適なソフトだと思います。
 
サイトのページ・レイアウトも予め数種類のテンプレートが決まっていて、あとは中身(記事内容)やデザインを若干変えていけば良いだけ……というソフトでした。
 
しかし、それは逆に言えばレイアウトの自由度が低いということです。
 
そして何より、このソフトには(自分にとって)致命的な欠陥がありました。
 
それは――ルビ(ふりがな)に対応していない、ということです。
 
自分がサイトに載せようと思っている小説には、日本人でも大半の人間が読めないようなマニアックな単語や、「天敵」と書いて「ライバル」と読ませるような特殊な言葉の使い方を多用しようと思っていました。
 
なので当然、ルビが使えることは必須です。
 
自分は当初、ホームページ制作ソフトのことを甘く見ていました。
 
「たとえ安いソフトで、欲しい機能が付けられなかったとしても、その機能を付け加えるコードを、後で自力で打ち込めば大丈夫だろう」と。
 
自分は前回の記事でも書いた通り、HTMLのコードをある程度知っていて、ルビを付けるコードについても把握していました。
 
なので、そのシンプルなソフトで本文ページを作った後、自分で細々とルビを振るコードを追加したのですが……
 
なんとこのソフト、ルビのコードを追加したファイルを「開く」で読み込むと、せっかく後から追加したそのコードを「なかったこと」にしてしまうのです。
 
なぜかルビが付かないので不思議に思ってソースコードを確認すると、ものの見事に後から追加したはずのルビのコードが綺麗サッパリ消えていました……。
 
さすがに「これは駄目だ……」と諦めざるを得ず、現在ではもっとお値段が高めで、その代わり自由度が高くいろいろできるソフトを使っています。
 
(ちなみに自分は現在使っているそのソフトを「ビルダーさん」という愛称で呼んでいます。)
 
その後も、「ビルダーさん」を使いこなすための本を買ったものの、中古でバージョンの違う本を買ってしまったがために微妙に苦労する羽目になったりと、いろいろなことがありました。
 
(ソフトもバージョンが変わるとレイアウトが変わったり機能が微妙に変わったりするので、バージョンの合ったガイド本を買わないといろいろ大変なのです。ある程度はカンで乗り切りましたが。)
 
人生、お金を節約することは大事ですが、「安いものでも何とかなる」と甘く見ずに慎重に行かなければいけないと、思い知った出来事でした……。

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