52:重複投稿の可否が分からないなら別視点で描く
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小説投稿サイト「エブリスタ」さんを利用しようとして困惑したことの１つが「重複投稿して良いのかどうか分からない」ということでした。
（現在は重複投稿可ということで確認がとれています。ただし一部のコンテストへの応募作品などについては別途注意事項があるようです。）
エブリスタさんの「ヘルプ」は自分でワードを打ち込んで検索する方式のものなのですが、利用を始める前の当時は、おそらく「重複投稿」ではなく同じような意味の別のワードで検索していたため、該当ページが出て来なかったのだと推測されます。
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自分は数年前から習作も兼ねて短編やＳＳを多数作っているのですが、それをＳＳブログ（更新情報ブログとは別に、ＳＳや短編を載せる専用のブログ「言ノ葉スクラップ・ブッキング」を作っています。）に載せ、さらに同じものを小説投稿サイトに投稿するという形をとっていました。
初めはpixivさんに投稿していたのですが、別の投稿サイトも使ってみたいと考え、その候補として考えていたのが「エブリスタ」さんでした。
ですが上記のように「ＳＳブログに載せているのと同じものを投稿して良いのかどうか分からない」という状況になり…
しばらく悩んだ末「重複投稿して良いかどうか分からないなら、同じストーリーを別視点で別の物語として作ればいいじゃないか」という結論に至りました。
元々「一組のカップルの恋物語を男女それぞれの視点から２つのストーリーで描いてみたい」というアイディアを持っていたこともあり、「その男女別視点の短編を、ＳＳブログとエブリスタさんで分けて投稿すればいい」と思ったのです。
こうして歴史上実在した人物や事件を元に描くオムニバス短編小説「恋愛群像ヒストリカ」はスタートしました。
（実在の人物や事件を「元」にしてはいますが、あくまでフィクションです。妄想でふくらませた部分も多々あります。）
第１作目は男女で視点を分けてはいるものの、ストーリーの流れはほぼ一緒なのですが、２作目以降はストーリーの流れもかなり異なっています。
（「同じ歴史を生きていても、人が変われば感じ方が変わる」というのが面白くて、つい大胆に変えてしまっています。）
おかげで同じ物語を別視点で描いているだけのはずなのに、２作分の物語を作るのと同じ労力がかかっているような気がしてなりません…。
ちなみに読者の反応を見ている限り、女性視点バージョンより男性視点バージョンの方が人気がある気がします。
（特にイギリスの「９日女王」ジェーン・グレイの夫ギルフォード・ダドリー視点の短編は、ブログ内人気ランキングでたびたび１位を獲るような人気ぶり…。）
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