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武藤崇史
2020年7月26日 08:10
我が家のケッタマシーン1号と2号とは、かれこれ4年の付き合い。当時、とにかくオシャレな生活を夢みていた新婚の夫婦は、三宮でみつけた2台の自転車に一目惚れしました。「この自転車を自由が丘でちょい乗りしたら、きっとそれがシティでポップでめっちゃナウい!!」2人はその場で自転車を即購入し、汗だくになりながら我が家へ乗って帰りました。当時住んでいた「いかなごのまち・垂水」の築50年の賃貸で
2020年7月16日 09:57
”ちょうど”21点になる日。その日わたしは一日中、くすぐったくて、静かなワクワクした気分が続いていた。晩ごはんが肉じゃがと知ったときのような、世にも奇妙な物語が放送される日のような、静かな期待感。〜何かいいことがおきるかもしれない〜仕事を終え家に帰ると、妻はにやにやしながら待ち構えていた。彼女はソファに寝転んだまま言う。「ご飯にする?お風呂にする?それとも・・・お皿洗う?」━
2020年7月5日 12:23
仕事終わり。家につくとすでに消灯していて、中はまっくら。先に寝ている妻を起こさないようそっと部屋へ。せめてお風呂には入ろうと思って服を脱いでたら、見慣れない箱に足をぶつけた。「あいて。なんだこりゃ。」「・・・ヤンさんから」真っ暗な部屋の奥から、おそらく目をつむったままの妻が、かぎりなく省エネで返事をした。「・・・タイワン・・・マンゴー」「へ?」「ヤンさんから、台湾のマンゴぉ