感想 煉獄の獅子たち 深町 秋生 ヘルドックスの続編。時間軸としては前になる。壮絶なヤクザたちの殺戮が見もの。
前作のヘルドックスは名作でしたので、それと比較すると可哀そうな気もするが、少し物足りない。
描かれている場面は、少し時間軸が前となります。
十朱が組長になる前に、組には絶対的な組長がいたが刑務所で死に
その息子とNO2が組を割って熾烈な戦いを繰り広げるという内容
十朱がどうして潜入するのかの理由が明らかになります。
主人公は、組長の息子氏家勝一の手下織内です。
彼は義理の兄と対立してしまう
そして、殺害してしまい
姉に恨まれます
そして、姉との死闘。
そのメインストーリーとは別に、我妻という刑事の物語が進みます
その二人が合流し、十朱達と戦うということです。
バイオレンス小説ですね。
ヤクザとヤクザの抗争がメインです
何となくですが初期の馳星周に似ている文体に感じました
荒々しいアクションと、濃密な描写
バイオレンス小説って、みんな、こんな感じなのでしょうか。
2023 10 7
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