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映画 八日目の蝉  永作博美の演技が光る。号泣確実の名作でした。

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浮気相手の赤ちゃんを誘拐し逃亡する女の話し・・・。

その誘拐された子が、大人になったところからの視点。過去を振り返るのだが・・・。

最初のシーンで実母が恨み言を言う。この犯人のせいで、家族が崩壊したのだった。そして、被害者の娘も「空洞」のような誰も愛せない人になっていた。

いかに、親から子を奪うことが罪なのか。この物語は序実に表している。そして、同時並行に過去の物語の中で、彼女がどれだけ犯人から愛れているのかも表現されている。

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小豆島のこの祭のシーンが美しい。犯人は大自然の中で、幸せに盗んできた娘と暮らしていたのだ。

逮捕されるシーンの永作博美が凄かった。一見の価値のあるシーンだ。

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にしても、彼女は実の娘でもないのに、どうしてあの子のことを、あんなにも愛せたのだろう。そして、戻された母親と娘はどうして上手くいかなかったのか。三つ子の魂百までというが、幼少期の記憶は思い出は子供にも母親にも、とても大きな影響を及ぼしているのかもしれない。

ラストの写真屋のシーンが良かった。18年ぶりに訪れた島で、馨は自分を愛してくれた犯人であるニセの母と出会うのだった。


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2020 10/10



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