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本の感想

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#読書日記

感想 運がいい人になるための小さな習慣 サチン・チョードリー  不可能思考に毒さ…

インド人の書いた日本人向けの自己啓発本です。 本の内容のほとんどは、どこかで読んだような…

武藤吐夢
5か月前
27

感想 新装版BT63 上下  池井戸潤 夢を見ると昭和38年の父の世界と繋がる。父の仕…

前半かなりごちゃごちゃしてて読みにくい 中盤から話しが父の話しメインになり、視点がクリア…

武藤吐夢
5か月前
25

感想 ゲームの王国 上下  小川 哲 カンボジアの悲惨な歴史を軸にした上巻はスリリ…

上巻は、悲惨なカンボジアの歴史を軸にした物語だった。 密告で養子にしてくれた優しい両親を…

武藤吐夢
5か月前
23

感想 裏世界ピクニック3 ヤマノケハイ 宮澤 伊織  今回出てくるネット怪談は、「…

裏世界を冒険する二人の少女の物語 ホラーです。 本作はシリーズ第三弾になります。 今回出て…

武藤吐夢
5か月前
23

感想 裏世界ピクニック2果ての浜辺のリゾートナイト  宮澤 伊織 今回も有名なネッ…

今回もいくつかのネット怪談と裏世界をコラボさせています。 きさらぎ駅米軍救出作戦は、前回…

武藤吐夢
5か月前
23

感想 裏世界ピクニックふたりの怪異探検ファイル  宮澤 伊織 都市伝説とリンクして…

友人が大絶賛した異界ホラーです。 シリーズものです。 その第一弾。 空魚と鳥子という二人の…

武藤吐夢
5か月前
27

感想 俺ではない炎上 浅倉 秋成 僕の好みのミステリーです。モチーフ良し、展開良し、謎の解明良し。

すごく面白かった。 Twitterに女性の死体をツイートし炎上した男が主人公。 もちろん、身に覚えはない。 50代大企業の部長。ネットに関心なし。Twitterどころか、ネットもあまり見ない。 情弱の仕事人間が、「女子大生殺害犯」にされてしまう。 実名・写真付きでネットに素性が曝され、会社からは犯人のように見られ休職させられ 家に帰ると狂暴なネット民がやりたい放題 警察に相談すると犯人扱い 死体が見つかる。さらに、自宅の物置にも一体。合計二体の死体。絶体絶命。 何故か

感想 スロウハイツの神様   辻村 深月彼は彼女の神様だった。そして、彼女は彼の救…

現代版ときわ荘だそうです。 スロウハイツは、売れっ子脚本家の赤羽たまきが大家で、その友人…

武藤吐夢
6か月前
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感想 三十の反撃  ソン・ウォンピョン言葉が強く刺さります。感情が揺り動かされま…

この著者のアーモンドという作品を前に読みましたが、それも良かったが、本書は、それ以上の出…

武藤吐夢
6か月前
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感想 怪談青柳屋敷 青柳 碧人 押し入れの女は怖かった。恐怖話し実話らしい。

ミステリー作家の青柳さんの趣味は、怪談収集。 集めた怪談の一部を本にしたのが本書だそうで…

武藤吐夢
6か月前
22

感想 バッタを倒しにアフリカへ   前野ウルド浩太郎 タイトルのまんま。裏話しが…

昆虫学者がアフリカにバッタ研究に行く話しです 裏話しがメインになります。 バッタ研究につい…

武藤吐夢
6か月前
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感想 櫓太鼓がきこえる 鈴村ふみ 相撲の裏方の世界を描いた珍しい作品。しかし、細…

相撲の裏方を描いた作品ということで興味を持った。 こういう裏方を描いた作品では、甲子園の…

武藤吐夢
6か月前
20

感想 島はぼくらと  辻村 深月 離島に生きる四人の高校生の男女で描いた物語。

離島での生活を高校生四人の視点で描いたのが本作です。 高校生の脚本をパクッてトンずらした…

武藤吐夢
6か月前
31

感想 ハンチバック 市川 沙央 障害者のフィルターを通して見える世界の屈折度は、あまりにも汚で吐き気すら感じた。

タイトルの「ハンチバック」とは背中が曲がった「せむし」のこと。 背骨がS字に湾曲した症状を抱えた主人公・井沢釈華が自身をそう称している。 本作は、芥川賞受賞作品です。 著者は、重度の障害者でもあります。 井沢釈華は、障害者です。そういう施設で暮らしています。 すごい金持ちです。 バイトでHな小説などを書いていて、その印税を寄付している。 貧しい人、食えない人たちに、ふりかけを寄付している 何故、ふりかけ なのか? そこに僕は悪意を感じた 貧乏人なんて、腹さえ満たせれ