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本の感想

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読んだ本の感想とか・・・
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#日記

感想 銀河鉄道の父 門井 慶喜 この父あっての宮沢賢治だと思いました。これは賢治と…

子供時代、宮沢賢治の銀河鉄道の夜を読んで夢中になった記憶がある。 その後、小学校の図書館…

武藤吐夢
6か月前
28

2023年10がつの読書日記

読んだ本の数:22 読んだページ数:6565 おすすめ本は、この五冊です。 瀬尾さん好きといの…

武藤吐夢
6か月前
49

感想 浮遊 遠野 遥 少し期待外れだった。生きている実感がない若者の雰囲気はわかる…

遠野さんは、僕の好きな作家さんの一人で過去出したすべての著作を読んでいる。 彼の魅力は核…

武藤吐夢
6か月前
31

感想 星の商人 -「成功の秘法」を手に入れるためのレッスン- 犬飼 ターボ  商人と…

成功するための法則を念頭におきながら、それをシュミレーション小説にしたもの 小説として読…

武藤吐夢
6か月前
29

感想 いけない2  道尾 秀介 最後の写真が良く出来ているミステリー作品。

確かに、最後の写真は強烈でした。 あれで真実が明らかになったと思います。 明神の滝で祈っ…

武藤吐夢
6か月前
21

感想 掬えば手には  瀬尾 まいこ 他人の心が読める梨木君と、優しい知人たちの物語…

という紹介だったが、納得した。 優しい、癒される、読後感最高にいい。 瀬尾さんらしい作…

武藤吐夢
7か月前
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感想 ヘルドッグス 地獄の犬たち  深町秋生 ヤクザ組織に潜入した刑事の様を描いた作品、濃厚な描写に引き込まれた。

岡田准一主演で映画化されたヘルドックスの原作。 刑事がヤクザ組織に潜入するという小説は多々ありますが、この作品の目的が珍しい。 ターゲットは前任者。 つまり、前の潜入者。 そいつは裏切り組長になっていた。 その組長の持っている警察側の資料の始末と、組長の生命を奪うのがミッションだ 直接の上司との面会を避けるため、マッサージ店の先生のところを使うのが面白い。 元は刑事なので、犯罪に対する罪悪感が強い だから、読者は、そういう主人公の視線で物語を見ることになるから感情が揺らさ

2023 年 9月の読書日記

読んだ本の数:21 読んだページ数:6960 今月のおすすめ本は、この五冊です。 エゴイスト (…

武藤吐夢
7か月前
50

感想 平家物語犬王の巻 古川日出男 本作の魅力は短いセンテンスと語り口調で疾走感…

先に映画を見て原作を読んだのだが、どちらも面白くなかった。 本書の魅力は躍動感だと思う。 …

武藤吐夢
9か月前
31

感想 無限の月 須藤古都離 このアイデアと設定は、今まで見たことのない斬新さ。そ…

デビュー作、ゴリラ裁判の日でも感じたが、この作者のアイデア力は抜群の破壊力があり、唯一無…

武藤吐夢
9か月前
21

2023年度 7月の読書日記 おすすめ本あり

7月の読書日記 読んだ本の数:19 読んだページ数:7394 ナイス数:248 少し多く読めました…

武藤吐夢
9か月前
48

感想 ゴーストハント7 扉を開けて  小野 不由美 建物に閉じ込められ、子供に変え…

シリーズ最終巻にしては盛り上がらなかった。 また、舞台は学校。 それも廃校です。 わけあり…

武藤吐夢
9か月前
19

感想 ゴーストハント5 鮮血の迷宮  小野 不由美 間違いなくシリーズ最怖作品。あの…

間違いなくシリーズ最怖作品。 ネット上でも、5巻は評価が高いので期待していたが、その通りの…

武藤吐夢
9か月前
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感想 ゴーストハント4  死霊遊戯  (角川文庫) 小野 不由美 今回はこっくりさん。霊が食い合いし強くなっていく。

毎回のように学校で奇怪な現象が発生し、みんなが集結する。 もはや学校の怪談の処理係。 黒い犬が授業中に噛むとか、もう心霊現象ではないと思う。 コックリさんで呼び出した霊だとか 霊は無数にいて除霊しても解決しない というのも霊が食い合いをし強くなっていくからだ。 蟲毒という呪詛の方法がある 毒虫を壺に入れて戦わせ最強の虫が残る それを呪詛に用いる方法です。 今回は最強の霊を作り 呪詛の相手に向かわせるというもの こんなのお手上げなんだが ラストの解決策は気持ちいい