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【危険】本を開くだけでは足りない。道具を知り、使いこなすことで、知識が力に変わる。

Aさん: 勉強するとき、どんなBGMを聞いてる?
Bさん: 実は、最近「ブラウンノイズ」や好きな曲のピアノverの曲を聞いてみてるんだ。集中力が上がる気がするよ。
Aさん: そうなんだね。最近生涯学習って聞くけど少し重たく感じる。どうやって取り組んでるの?
Bさん: 新しい問題にぶつかったら、まずは必要な「道具」や「使い方」を探してみるんだ。そして、学習は本当に個々に合わせて進めることが大切だと思っているよ。最初は馴染まないから、1日何分使うなど計画をスケジュールに入れることも大切だよ。
Aさん: 主体的に学ぶっていうのは、どういうこと?
Bさん: 例えば、「これを解決したい!」と自分で目的を持って、それに向けて情報を集めることだね。文章を読んで、自分の言葉で言い換えてみるといい。それに、類語を調べてみると、新しい視点で理解が深まるんだ。
Aさん: それって記憶にも残りやすいの?
Bさん: うん、脳科学的にも、意味記憶が強化されるからね。特に、RASが重要な役割を果たしてくれるんだ。目的地を設定しておくと、自動的にそこに向かうルートを探し出してくれるんだよ。形記憶・音記憶よりも覚えてられる可能性が高いからね。
Aさん: 学習方法を個別化する利点は?
Bさん: 本を読んだりするとき、自分が主体になることで、情報が定着しやすくなるんだ。あとは、わかるところだけじっくり学ぶとか、面白いところで深く掘り下げてみるといい。周りにお困りごとがある人がいたら、その人のために学んで見るってのも有効だよ。
Aさん: 学びは協働も大切だよね。
Bさん: 確かに、一人では気づかないことも多いから、友達と話したり、コミュニティに参加するといい。それに、学んだ後にはその知識がどう生きるかを考えることが大事。5W1Hで自分自身に問いかけてみるんだ。これまでも、気づかなかった、自分では解決できなかったってことは振り返ってみるといいよ。
Aさん: 知識を活かすのは、どうしても難しいと思ってたけど、メモを取ることで忘れずに済むのかな?
Bさん: そうだね、いきなり閃くこともあるから、その時のアイデアをしっかりと記録しておくことが重要だよ。
Aさん: 最近、タブレットやAI、ICT機器が教育現場にどんどん導入されているけど、そのすべてを学ぶのに必要な時間が足りないって聞いたよ。どう思う?
Bさん: その通りだね。カリキュラムオーバーロード、つまり教育内容の過剰な負担が問題になっている。これに対しては、数学的な思考が役立つんだ。
Aさん: 数学的な思考って、どういうこと?
Bさん: 例えば、新しい技術を学ぶ際に、抽象化や一般化を試みることが大切だよ。具体的には、「この技術とあの技術の共通点は何か?同じ原理を使って新しい問題を解決できないか?」と考えること。これにより、複数の技術を一度に理解しやすくなるんだ。
Aさん: なるほど、それで学習効率が上がるのか。でも、実際にはどう適用するの?
Bさん: まず、各技術の基本的な概念を掴むことから始める。次に、それらがどのように関連しているかを探り、共通するアイデアやアプローチを見つけるんだ。そうすることで、一つ一つを個別に学ぶよりもずっと効率的に学べる。
Aさん: それって具体的にはどんな利点があるの?
Bさん: 大きな利点は、新しい技術が導入されたときに迅速に適応できることだね。また、異なる技術間での創造的なアイデアが生まれやすくなる。複数の分野を横断する知識が、より革新的な解決策を生む可能性を高めるんだ。
Aさん: そうか、つまりは多様な技術を一つのフレームワークで捉えることが重要ってわけだね。
Bさん: その通り。そして、それができるようになると、学習時間の問題も少しは楽になるだろうね。最終的には、効率的な学び方が、これらの挑戦を乗り越える鍵となる。

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