ほろ酔いラプソディー『102.高野豆腐と鶏レバー』
共感してくれる人も多いんじゃないかなと思うけど、子供の頃は大人ってバカだなって思ってた。でも歳を重ねるにつれて、自分もそんなバカな大人になっている自覚がある。
それはあるべき論だけでは生きていけない大人の事情も大きいけれど、それ以上に子供の頃は、今にはない別の知性があったように感じる。知識や社会通念にとらわれない、感性に近い別の知性が。
そんなことも分からないのか!と娘を叱っている自分は、娘からバカな大人に映ってるのではないかと頭をよぎった。分かってないのは娘の知性が見えていない自分で、その知性は個性であり才能のはずなのに。
効率的に社会を生き抜くために、同質的な才能に目が行きがちだけど、常識やルールにとらわれずに物事を見る力を養いたい。そんなことを思いながらレシピを考えてみた。
『 ないのではなく、見えてないだけ 』
高野豆腐と鶏レバーのピンチョス
※調味料は比率です。
※レバーは下処理として血を良く洗い流してください。時間があれば牛乳に浸してください。