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これからの就活生・受験生への応援メッセージ

 あけましておめでとうございます。むーとです
 いよいよ明後日1月13日,14日は大学入学共通テストとなり、多くの高校3年生・浪人生の方々が受験に臨む時期になってきました。
 大学入学共通テストの後は、1月下旬から2月下旬まで私立大学、2月下旬と3月中旬には国立大学の試験日がそのまま続くため、受験生の皆さんにとっては苦しい時期かもしれません。
 また、いくつか日系の大手企業が2月や3月に選考をスタートし、国家公務員採用総合職試験(大卒程度試験)が3月17日にあることから、これからの時期が多くの大学3年生にとって人生の分岐点となる時期となるでしょう。

 そこで、今回は受験生と就活生の皆さんにエールを送りたいと思い、こちらを稚拙ながらメッセージを残そうと思います。今年や来年、再来年以降の受験生や就活生の皆さんの力になれば幸いです。


受験生の皆様へ

 この章では、これから大学入学共通テストを目前に控えている受験生の方々に応援のエールを送らせていただきます。

①解けない時は落ち着いて問題と向き直そう

 受ける前に、解けない問題があるかもしれないと事前に知っておくことは受験において非常に重要な要素となります。
 例えば、これは受験生の皆さんであればご存じかもしれませんが、昨年の共通テストの生物の平均点は39点であり、同年物理の平均点より13点も下回る結果でした。また、一昨年の数学1Aの平均点は37点で、3年前の57点から20点も下回る結果でした。
 基本的にセンター試験や共通テストの平均点は50点から60点前後を推移することが通常ですが、稀に平均点が異様に低い教科が確認されることがあります。つまり、数年の内1回くらいは異常なほど難易度が高い出題がなされることがあるということです。
 もしかしたら、今これを読んでいるあなたの受験の年は、あなたが選んだ教科が異常に難しい年であることもあるかもしれません。これを念頭に置いて、解けなかったとしても「自分が解けないなら多分他の人も解けていないだろう」の精神で平静を保つことが重要です。
 仮に難しい年で、平均点が低すぎたとしても、後になって受験者の各得点に数点加算して評価し、選んだ教科によって不公平感が出ないように調整されることがあります。=これを得点調整と言います。

 例)平均点が日本史60点、世界史30点の場合、世界史の全受験者の得点を30点加算して評価することがある

 なので、解けなかったとしても決してあきらめる必要はありません。しかし、この得点調整を過信しすぎてはいけません。実際、一昨年の数学1Aは得点調整が行われず、昨年は行われたものの大幅な加点はありませんでした。
 このように必ず得点調整がなされるかどうかは非常に曖昧であるため、精神を平静に保つための暗示程度に留めておいてください。全く分からないし解けないけど、わかる問題から解いて1点でも多く取ろうという気持ちが受験には必要です。

②受験前日は早く寝よう

 当たり前のことですが、ものすごく重要な事です。
 私は、大学受験の一番最初に受ける受験校は保険だと考えていたため、その大学の対策をせず夜遅くギリギリまで第一志望の大学の対策をしていました。
 しかし、これが裏目に出て、寝坊してしまい会場の到着が試験開始5分前となってしまいました。教室に入った瞬間、すでに座っていた多くの受験生が一気にこちらを向いたことは今でも忘れられません…
 結果、自分の実力なら余裕で合格できると思っていましたが、不合格でした。
 何とか後日に第2志望の大学に合格したので、取り返しのつかない結果にはなりませんでしたが、あの時はまさに「切羽詰まった」という感覚を味わいました。
 こうした失敗をしないように、受験前日は早く寝ることが大事です。勉強は朝にするのが良いでしょう。
 眠い状態や、遅刻したことで動揺した状態での受験は実力を出し切れないことが多いです。眠れないときは、お風呂やストレッチで体を温める、寝る前に習慣的にすることなどをすると眠りにつきやすいかもしれません。
 リラックスして、次の日に臨めるように、普段から生活リズムを整えましょう。

③諦めない執念と自分が合格するイメージ、揺るがない自信を持とう

 これまでに何人もの受験生を見てきましたが、第1志望大学に合格した生徒は皆このいずれか1つを持っていました。
 諦めない執念がある生徒は、自信もイメージもなかったようですが、講師が驚くほどの集中力で、用意周到な対策と準備をしていました。共通テストがものすごくひどい点数でも、第1志望は必ず受けますと言って、合格をもぎ取っていました。
 自分が合格するイメージがある生徒は、自分が何をするべきかが理解できているようで、的確な計画を立て冷静に受験に臨んでおり、講師達が思っていた通り合格していました。
 揺るがない自信がある生徒は、これまでの自身の強みも、弱みも理解できていたので、合格に必要な問題を正確に選び解いて、自分が解けないとしても1点でもとれるようにしていました。結果、上記2人と同様に第1志望に合格しました。
 皆さんも、あとわずか少ない時間ですが、この3つのどれかを今まだ自分にはないと思ったなら、持てるように努力を重ねるのが良いと思います。

まとめ

 受験生のみなさん、これまでたくさん頑張ってきたと思います。もし結果が納得いくとしてもいかなかったとしても、大学受験は人生の数ある分岐点の1つにしかすぎません。編入や院進学ということもあるでしょう。
 なので、その分岐点まであきらめずに走り続けて、走り切ったら自分をたくさん褒めてあげてください。自分は何かに心血注いだぞ、頑張ったぞという経験は人生のどこで必ず自分の糧になります。

就活生の皆様へ

 この章では、これから就職活動を控えている/今就職活動をしている就活生の方々にエールを送らせていただきます。

①とにかく動こう

 これから就職活動を始めようと思っている大学3年生は、これからではなく今すぐ始めてください。今すぐ大学のキャリアセンターに行くか、予約を取りましょう。
 基本的に、文系大学生の就職活動は2年の1月には既に始まっています。大学3年のインターン、OB訪問、説明会、はほぼ皮を被った早期選考であると思ってよいでしょう(例外はあるが少ない)。
 大学3年生でこれから就職活動について調べたり、説明会に参加するというのは手遅れギリギリくらいだと考えて下さい。遅くなればなるほどどんどん選択肢は狭まっていきます。
 今すでに始めている大学3年生は、その調子でどんどんチャレンジするのが良いと思います。その計画力があれば、様々な選択肢があると思うので、どんどんチャレンジを繰り返して頑張ってください。

②友達と沢山交流しよう

 就職活動をしていると、友達と距離を置きがちですが、長期的に時間を割く必要があるため、ストレス発散や情報収集の意味も込めて、時間があれば友達と交流するべきです。
 ストレスが発散できず、一人で就職の悩みを抱えたままでは希望通りの職を手にすることは困難でしょう。友人や家族、アルバイト先の同僚など、人間関係は人生を生きるうえで今後も必要な存在でしょう。
 失った人間関係は、すぐには取り戻すことができません。大事なものは失わないように、しっかりと大事にしましょう。

③勉学もしっかりしよう

 就職活動に必死になりすぎて、卒業論文が書けなかった、単位が足りなかったなどの理由でせっかく取れていた内定が水の泡になることがあります。
 大学の教授との人間関係も、大学で終わりではなく、卒業後も続いていくことがあります。
 大学生活は一生忘れることのない青春の思い出です。
 就職活動で埋め尽くされないように青春しましょう。

まとめ

 日本の就活市場は、一番最初にどの会社に入るかで今後の転職の幅や、収入に大きな影響を与えます。
 社会に出るための第一歩は、入念な準備と計画、行動でしっかりと踏み出しましょう。

終わりに

 ここまで色々と書きましたが、大学受験も就職活動も、終わってしまえば一つの青春の思い出になります。
 これを苦い思い出ととるか、楽しかった思い出ととるかは体験したその人次第です。
 人生において「はじめての大学受験」「はじめての就活」は1度しかないので、せっかくならば楽しみましょう。

 ここまで閲覧していただき、ありがとうございました。
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