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武蔵野大学社会福祉学科ゼミ活動紹介

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武蔵野大学人間科学部社会福祉学科のゼミ活動の様子をお伝えするマガジンです。多様な個性や専門性をもつゼミ活動をご覧いただき、ソーシャルワークや社会福祉の多面性を感じていただけたらと… もっと読む
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記事一覧

専門ゼミで外部講師による授業を行いました

こんにちは。社会福祉学科教員の柳です。 12月1日(金)の柳ゼミでは、特別講師による講義を開催いたしました。 今回の講師は私の大学時代の後輩でもある藤井駿さんと高根流斗さんをお招きして、授業の前半では藤井さんによる講義、後半ではお二人が音楽ユニットとして活動している「ピンクとターコイズ」の当事者視点にこだわったオリジナル曲を演奏して頂きました。 二人は20代後半で、普段は一般企業で会社員として働いていますが、ライフワークとして、「ピンクとターコイズ」という音楽創作ユニッ

ゼミ有志メンバーと長野県でフィールドワークを行いました

こんにちは、社会福祉学科教員の清水です。 四年生の専門ゼミナール2では、有志メンバーが昨年度から長野県岡谷市にある子ども若者stepハウスと交流をしています。 子ども若者stepハウスは築100年以上の古民家を改装•活用して地域に開かれている居場所で、2020年にオープンしました。ひとは誰もが悩みを抱えたり、個性と環境がうまくフィットしない瞬間があったり、人生の雨宿りが必要なことがあります。そんなときに、悩みを共有したり、自分の個性や強みを活かしたりしながら、お互いが尊重さ

「寿町炊き出し」ボランティアに行ってきました(小俣ゼミ活動報告)

こんにちは。社会福祉学科教員、小俣智子です。 前期のゼミ活動として、横浜寿町の炊き出しボランティアに小俣ゼミ11人と参加してきました。1993年横浜市寿地区で始まった炊き出しは、元日雇い労働者の方たちが多く住まう簡易宿泊所がある一角で、毎週金曜日に行われています。 この日は生活保護の支給日前ということもあり、500食以上がふるまわれました。なるべく暖かい状態で食べてもらおうと配食の時間や渡す手順などの配慮、髪の毛やゴミなど入らないよう全員ゴム手袋やキャップを着用するなど衛

木下ゼミ3・4年生交流会を開催しました

こんにちは。社会福祉学科教員の木下大生です。木下ゼミでは前期に3年生・4年生のゼミ交流会を行いましたので、その様子をお伝えします。 前回の記事で書いた通り、社会福祉学科では、1年から4年までゼミがあります。1・2年はクラスが自動的に振り分けられるのですが、3年で学生が自身でどの先生のゼミに所属するか、を選択します。木下ゼミでは3・4年生のゼミ生交流会を2年くらい前から行っています。目的は、①4年生から3年生に学生生活における知恵を伝授する、②武蔵野大学社会福祉学科を卒業して

永野ゼミ前期・合同ゼミの報告-映画「REAL VOICE」の視聴と合同発表会の開催-

社会福祉学科教員の永野咲です。 子ども家庭福祉を中心に学びを深める永野ゼミでは、縦のつながりを大切に、折に触れて3・4年生で合同ゼミを開催しています。 5月には、児童養護施設や里親家庭で生活された方々の声を集めた映画「REAL VOICE」を視聴し、監督の山本昌子さんをお招きして対話の機会を設けました。学生からも映画にまつわる質問をたくさんさせていただき、当事者の若者たちの声を聴くことの意義を感じることができたと思います。 また、7月29日には中間報告会を開催し、4年生は

カンボジアと日本の2か国ゼミ:木下ゼミの活動紹介

こんにちは。社会福祉学科教員の木下です。本日は、専門ゼミナール(以下専門ゼミ)での日常の1コマを紹介します。 まず、ゼミナールについて簡単に説明します。社会福祉学科では、1年から4年までゼミに所属することになっています。1,2年生で開講されるゼミは、基礎ゼミナール、発展ゼミナールですが、こちらは、学生が教員を選択するのではなく、ランダムに振り分けられる方式をとっています。他方、3年生からは専門ゼミが開講されますが、各教員の専門と3,4年で深めたいテーマとのつながりなど(他に

『東京レインボープライド2023』に参加してきました(柳ゼミ活動報告)

こんにちは。社会福祉学科教員の柳です。 4月22日、柳ゼミの3年生と4年生が、『東京レインボープライド2023』に参加しました。『東京レインボープライド』は、その言葉が意味するように、LGBTQなど性的マイノリティが誇りを持つために、自分たちを象徴するレインボーカラーをモチーフに、暮らしやすい社会を目指して毎年4月または5月に東京都渋谷区代々木公園周辺で開催するイベントです。 イベント会場へと向かう街並みには、レインボーカラーが装飾され、会場には国籍も性別も関係なく多様な

国際交流に初めて参加しました~韓国の西江大学生命研究所チームと日本のNPO法人ASKとの日韓交流会

こんにちは。社会福祉学科の教員の稗田里香です。 2月24日、稗田ゼミの3年生2人が、韓国の西江大学生命研究所チームと日本のNPO法人ASKとの日韓交流会に参加しました。 この交流会は、昨年11月18日、「エンデミック時代のアディクションと回復に向けたコミュニティの役割!」をテーマにオンライン開催された韓国の国際学術大会で、稗田がかかわるASK依存症予防活動とアルコール健康障害対策基本法について発表したことがきっかけでした。 西江大学生命文化研究所の所長であるカン・サン

きょうだい支援の研修を開催しました(小俣ゼミ活動報告)

こんにちは。社会福祉学科教員の小俣智子です。 7月2日、3日にボランティアとして参加した「シブリングサポーター研修」を2023年2月20日武蔵野大学で開催しました。 研修を実施しているNPO法人しぶたねさんとゼミが共催、第1部「きょうだいの気持ち」+グループワーク、第2部ワークショップ「きょうだいさんの日」ちょこっと経験の2部制で開催しました。 今回武蔵野大学の学生は無料にしていただき(しぶたねさんありがとうございます!)、社会福祉学科だけでなく他学部の学生さんや先生、

小高ゼミフィールドワークを行いました

社会福祉学科の小高です。 2020年から新型コロナウィルス感染症の感染拡大により、ゼミのメンバーで学外に出て学びを深めることをなるべく控えておりましたが、感染拡大も少し落ち着いたところで、2月26日(日)に、短時間ではありますが、フィールドワークを実施しました。 小高ゼミでは、学生が自ら学びたいテーマを決め企画します。宿泊(ゼミ合宿)にするのか・日帰りにするのか、何をテーマに何を学んでくるのか、どこに行くのか、何を見てくるのか・体験してくるのか、などなど、2人のリーダーを

ソーシャルアクション活動報告会を行いました

みなさん、こんにちは。社会福祉学科教員の渡邉浩文です。 今回は2023年1月17日に社会福祉発展ゼミナールの授業で行われたソーシャルアクション活動報告会について報告します。 社会福祉発展ゼミナールは2年生の必修科目です。この発展ゼミナールでは、ソーシャルアクションに取り組んでいます。ソーシャルアクションとは、一人一人の生きづらさを生み出す原因となっている社会構造そのものに働きかけを行うメゾ・マクロレベルのソーシャルワークの活動です。 それぞれのクラスで3~4人の小グル

NPO団体との合同ワークショップ開催(清水ゼミ活動報告)

こんにちは、社会福祉学科教員の清水です。 清水ゼミ(専門ゼミナール1)は非営利/ソーシャルセクター(NPOや社会的企業、市民活動団体などの実践研究領域)の活動に焦点をあて、従来からの主たる社会福祉士の活動領域とされている施設や団体を超えて、ソーシャルワーク実践や価値の体現するあり方について考え、現場スタッフとの交流や対話を通じて学ぶゼミ活動を行っています。 今年度はNPO法人Chance for Allの活動の一部として学生が運営する地域の居場所irodoriに前期・後

2022年度の渡邉浩文ゼミの地域での活動について報告します

みなさん、こんにちは。社会福祉学科教員の渡邉浩文です。 今回は、渡邉浩文ゼミと西東京市主任介護支援専門員研究協議会の地域リレーションシップ研究部会、そして、新柳沢団地の皆様と実施した2022年度の活動について報告します。 例年、渡邉浩文ゼミと地域リレーションシップ研究部会の皆様との間で協働で様々な活動を行ってきました。今年は武蔵野キャンパスのすぐ近くにある新柳沢団地の自治会の皆様と一緒に「つながり」をテーマに活動を行っていく事になりました。 5月31日(火)に新柳沢団

卒業研究報告会を開催しました

みなさん、こんにちは。社会福祉学科教員の小高真美です。 今回は、社会福祉専門ゼミナール2で開催した、小高ゼミと永野ゼミの卒業研究報告会(卒業論文発表会)の様子をご紹介します。 小高ゼミでは、ゼミ生全員が各自で卒業研究に取り組み、卒業論文を書きあげます。3年生の後期に研究計画書を作成し、4年生の前期でアンケート調査やインタビュー調査を行い、データ分析、夏休みから後期にかけて卒論を執筆、そして12月に卒業研究報告を行い、卒論を提出します。 研究テーマはさまざまです。私が専門