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国際交流に初めて参加しました~韓国の西江大学生命研究所チームと日本のNPO法人ASKとの日韓交流会

こんにちは。社会福祉学科の教員の稗田里香です。
 
2月24日、稗田ゼミの3年生2人が、韓国の西江大学生命研究所チームと日本のNPO法人ASKとの日韓交流会に参加しました。

この交流会は、昨年11月18日、「エンデミック時代のアディクションと回復に向けたコミュニティの役割!」をテーマにオンライン開催された韓国の国際学術大会で、稗田がかかわるASK依存症予防活動とアルコール健康障害対策基本法について発表したことがきっかけでした。

西江大学生命文化研究所の所長であるカン・サンキュン教授(精神保健師・社会福祉士)や交流会の企画、調整、通訳を努めたチャ・ミョンヒ研究員をはじめとする依存症の研究者13名は、コロナ禍に依存症の問題が深刻化し、依存症の治療モデルの研究をしているメンバーです。

一方、日本側は、ASKのスタッフ、依存症予防教育アドバイザー(依存症回復当事者の活動家)と本学社会福祉学科の学生です。両国の取り組みについて発表し合い、スティグマをはじめ依存症の問題が国を超え共通するグローバルな問題であることを、改めて学ぶことができました。

初めて国際交流に参加した二人から、「日韓交流という刺激的で貴重な機会に参加させて頂き、今後もより一層日々の勉強に励みたいと思います(3年・田中さん)」「日韓交流で、両国が研究について意見交換を行いアルコール依存症に対して理解を深めており、多くのことを学べました(3年・三浦さん)」との感想が聞かれました。韓国語を独学で学んでいる学生は、自己紹介を流ちょうな韓国語で行い、韓国への留学に向け貴重な体験となったようです。
 
「韓国に来てください」、「また交流しましょう」ともっとお互いに知り合いたいという雰囲気に包まれ、2時間の交流会はあっという間でした。

韓日交流会、学生参加の様子(2月24日実施)


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