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どうやって生きていけばよいかがわからない

焦燥感、孤独感、そしてそれに伴って生じた将来への不安感・絶望感を受け、心療内科に通うことになりました。

私の症状は時間帯によって波があり、今は比較的穏やかです。心療内科に通うのも同様に落ち着く時間帯だったりするので、気分がひどいときの考えを上手く伝えられないことがあります。

恥の少ない生涯を送って来ました。|ますたふ

上記に引用した一つ前の記事の通り、心療内科に通う原因となったのは「焦燥感、孤独感、そしてそれに伴って生じた将来への不安感・絶望感」だったのですが、これらに関しては最近は薄れつつあるように感じています。

ただ、こうした感情が埋めていた隙間に「自分がどうやって生きていけばいいのかわからない。何をしたいのかがわからない」という困惑感(?)と、日々の生活に対する満たされなさ (非充実感と呼ぶべきでしょうか) が入り込んできており、しんどさの絶対値で言えばあまり変わらないように感じています。

これまた先の引用文の通り「症状は時間帯によって波があり」ます。私の気分が酷くなるのは日中です。夜に憂鬱になるというのをよく耳にしますが、その逆ですね。

日中はこの困惑感非充実感が脳を侵食し、苦しみを与え、集中力を削ぎ落としていきます。これを書いている今がまさにその状態です。


いっそのこと、開き直っていわゆる「異常独身男性」あるいは「弱者男性」と呼ばれる状態で居続ける覚悟を持てば良いのでしょうか。
しかしながら、私は一般的な「異常独身男性」や「弱者男性」とは異なる人間であるという自覚があります。

「異常独身男性」と呼ばれるもしくは自称する人々も、おそらく過去には恋愛経験があったり、独身状態を楽しめる友人関係があったりするでしょう。前者に関しては確実にそうとは言えませんが、後者はほとんど真なのではないでしょうか。
私にはどちらもありません。

私はそこそこの学歴かつ仕事でそれなりに給与をもらっており (ただし、管理職のようなポジションではありません。余談ですが同僚との会話も少ない職場です)、「弱者男性」の定義からは弾き出されてしまっています。

では、友人関係を構築するための「なにか」を行えば良いのでしょうか。しかしこの「なにか」がわかりません。
マッチングアプリや結婚相談所で恋人・結婚相手を見つけようと行動すれば良いのでしょうか。
たとえ、それで上手くいったとして充実感を手にすることができるのでしょうか。また、上手くいかなければ当然それによって苦しむことになるだろうと考えられます。


私は嫌なことから逃げ続け、できそうなことだけをして、やっぱりできなければまた逃げる、という繰り返して生きてきたのですが、それでも先に述べたように、偶然そこそこの学歴と給与を手にすることができました。
そのため、このままでもなんとかなるだろうし、もしかしたら「何者か」になれるかもしれないという楽観的な思考を持っていましたが、そんなことは一切ありませんでした。当たり前ですね。人生そんなに甘くない。


きっと「何者か」になる、もしくはそういった世界と身近になると、今抱えている悩みは乗り越えられるような気がします (別の悩みが生じるだろうといったことは一旦置いておいて)。
が、そんな奇跡みたいなことは起こるわけが無いので、結局自分の周りにある小さな幸せを掴んで充実感を得つつ生きていくしかないのでしょう。
その小さな幸せというのは、例えば人間関係の構築だったり、美味しいものを食べたり、素敵な音楽を聴いたり、人それぞれあると思います。

記事のはじめに心療内科に通う原因は薄れつつあると書きましたが、孤独感に関してだけはそれなりに残っています (それでも一時期よりマシですが)。
精神が安定して買い物に出かけたときに、これを誰かと一緒にできれば、とついつい考えてしまいます。
ですので、まずは人間関係をなんとかしないといけないと考えているのですが、何をすべきかわからず (実はわかっているのかもしれませんが、しょうもないプライドが邪魔をしているのかもしれません)、なかなか先に進めない状態にあります。

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