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山と私

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登山歴10年。歌いながら出会い、登った山を紹介しています。
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No.15 北八ヶ岳 東天狗&西天狗岳

No.15 北八ヶ岳 東天狗&西天狗岳

夏の八ヶ岳。

それは緑が生き生きと輝くマイナスイオンがたっぷりの潤いの森だ。

お客さんを募って「TREK&LIVEツアー」というお仕事として行った

初めての八ヶ岳と言えば、思い出深い「東天狗岳&西天狗岳」だ。

北八ヶ岳の最高峰であり、八ヶ岳の中心あたりに位置する為、

北も南も八ヶ岳の展望を惜しげもなく楽しめ、

途中にある登山者人気の山小屋「黒百合ヒュッテ」の魅力を味わいつつ

一泊二日

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No.18 硫黄岳

No.18 硫黄岳

見たこともない。

触れたこともない。

雪山の神秘。

どちらかと言うと寒いのが苦手で、

自分からこの世界に飛び込む事は幼少時代から一度もなかった。

雪国育ちでもなく、

スキーもスノボも経験はない。

そんな私が雪山への一歩を踏み出せたのは

以前紹介した八ヶ岳の北横岳だった。

そして更に雪山の魅力に引き込んでくれたのは

雄大な爆裂火口跡が特徴的な

八ヶ岳 硫黄岳(2760m)だ。

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No.17 八ヶ岳 赤岳

No.17 八ヶ岳 赤岳

八ヶ岳最高峰。

この山に憧れる登山者は数しれず。

日本百名山の一つであり、ビギナー〜上級者まで楽しめる

豊富なコース取りが可能で何度言っても登山者を魅了する山大人気の山。

赤岳(2899m)。

当初、私の中で赤岳は冬山のイメージだった。

冬の赤岳に登れれば一人前。

登らないうちはなんとなくまだまだ山のペーペー扱い。

そんなイメージ。

危険も伴う冬の赤岳、登頂すれば箔が付く。

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No.16 八ヶ岳 蓼科山

No.16 八ヶ岳 蓼科山

地獄ってこんな感じかな……?

こんな不謹慎な言葉が過った山頂でとても印象に残っているのは

ガスに包まれた八ヶ岳連峰の北端に位置する火山、蓼科山(2531m)だ。

訪れたのはまだまだ登山歴が浅い2012年の夏。

実はこの8年の間に色々と環境が変わってしまい、

写真データが残っていなかったり、

(当時のブログからひっぱり出してきた当時の加工済みの写真しかなくサムネが今までの雰囲気を壊してし

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No.14 八ヶ岳 北横岳

No.14 八ヶ岳 北横岳

本格的に山登りを始めた頃。

まず憧れたのは八ヶ岳。

山の形と名前が一致する一番最初に覚えた山でもある。

登山者だけではなく、観光名所でも有名なこともあり、

「富士山」ほどではないが、誰もが知ってる有名な山。

それが「八ヶ岳」だ。

八ヶ岳は、八つの嶺から出来ている……とも言われていたり、

数多くの高嶺が連なる山……という意味でもあるらしい。

一般的に「八ヶ岳」に当てはまるのは

赤岳

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No.13 磐梯山

No.13 磐梯山

「東北の山に行きたい」

そう思ってもなかなか行けないのは

距離と時間、勿論お金もかかるからだ。

だからこそ、もしも一泊二日で2つの山を登れるとしたら……

少し欲張ってでも登りたい。

だって次はいつ来れるか分からないのだもの。

そう思い、安達太良山に登った翌日、

福島県のもう一つの名峰であり、日本百名山の一つでもある

磐梯山(1819m)へ向かった。

前日は安達太良山下山後、

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No.12 安達太良山

No.12 安達太良山

「東北の山に行きたい」

ここ数年、毎年の様に山の選定をする時に出てくるフレーズだ。

関東近郊、南ア、北ア、の雰囲気を大体掴めてきたからだろうか。

また違った山の雰囲気も味わいたくなってきた。

少し遠出をして、ゆっくり贅沢に山を堪能したいと思うようになったことも影響しているかもしれない。

仕事ではいくつか東北の山に訪れたこともある。

その山々も素晴らしかったので追々書き記して行きたいが

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山と私 番外編〜2020.8.10 山の日〜

山と私 番外編〜2020.8.10 山の日〜

山登りに行く日。

始発の電車に乗り込み、ビルばかりの景色を眺めながらウトウト…
ふと目が覚めると窓の外は山の緑と空の青でいっぱいだ。

またやってしまった。

本当はビルいっぱいの都会から、
徐々に緑溢れる田舎の風景に変わりゆく車窓を眺めていたいが大半は眠ってしまう。

前日、早く布団に入っても、ワクワクと心配で眠れないのだ。
明日は晴れるかな…
忘れ物はないかな…
あれ?ザックに入れ忘れたかも

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NO.11 弥山

NO.11 弥山

山に行きたい。

旅行に行きたい。

その欲望が一気に満たされる旅をしたい。

登山歴はもうすぐ10年。

そろそろゆとりのある登山の楽しみ方もしてみたい。

旅先での観光もして、その土地ならではのグルメを堪能しつつ、

自然も感じたい。

ご当地のおやつをザックに忍ばせて、山頂でその土地の景色を眺めながら食べるんだ。

そんな欲張りな旅を夫婦で楽しめたら幸せだなぁ〜。と

結婚してからいつしか夢

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NO.10 鷹取山

NO.10 鷹取山

お手軽低山。

そのカテゴリーの中では私史上NO1かもしれない大好きな山がある。

神奈川県横須賀市北部の逗子市との境にある標高139mの鷹取山だ。

最寄り駅はJR 横須賀線東逗子駅。

駅から登山口まで10分もかからず行ける。

写真が若くてハツラツしているのは置いといて。

ここから約40分ほどで山頂に辿り着ける。

正真正銘の初心者を連れて行くなら高尾山よりこちらが断然オススメ。

139

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NO.9 中央アルプス 空木岳

NO.9 中央アルプス 空木岳

私は稜線歩きが大好きだ。

天空を散歩しているかのような気分は最高だ。

ゴツゴツした岩場を登ったり下ったり。

危険箇所も沢山あるし、緊張感もあるけれど

三点支持で岩場をよじ登ったり、鎖場や梯子を超えていくのは

アスレチック(←そんな甘いものではないが)感覚もあり楽しい。

そんな大好きな稜線歩きを存分に味合わせてくれたのが

中央アルプスのほぼ中央に位置する名峰、日本百名山の一つでもある

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No.8  中央アルプス 木曽駒ヶ岳

No.8  中央アルプス 木曽駒ヶ岳

中央にあるのに、

北や南を優先されてどうも後回しにされてしまう……

それが中央アルプスだ。

しかし

一度行けばその魅力にハマってしまうだろう。

こんなにもお手軽に行ける3000mの世界があったとは。

中央アルプスの中で最も人気が高く、初心者でも挑戦出来る3000m級の山、

それが木曽駒ヶ岳(2,956m)だ。

長野県上松町・木曽町・宮田村の境界にそびえる、木曽山脈の最高峰。

日本

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No.7雲取山

No.7雲取山

初めて雲取山に登ったのは、まだまだ登山歴の浅い2012年5月。

丁度【金環日食】の日だった。

そして初めてギターを持って登り

「山頂で歌ってみた」のもこの雲取山だった。

奥多摩・奥秩父を代表する秀峰として知られ、

東京都最高峰の雲取山(2017m)。

一都二県(東京都・埼玉県・山梨県)に跨がるゆえに、

歩けば分かるがとても山深い。

そして東京からのアクセスの良さでこれまた大人気の山

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No.6 三浦アルプス

No.6 三浦アルプス

初めて単独登山をした思い出の山。

葉山から田浦・安針塚にかけて、

仙元山・阿部倉山・二子山・乳頭山・畠山の5つの山が連なり

体力に合わせて楽しめる縦走ルートがいくつもある。

山頂からは相模湾や東京湾と海が眺められる山だ。

どの山頂も100~200mほど。

累計標高も500m行かない。

この数字を見るとサクッと行って帰って来れそうだと思うだろう。

行ってみたらビックリ。

低山ながら

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