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Dive into Diversity

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アスペルガー症候群 / ADHDのわたし。 発達障害当事者目線で、気が向いたら発信していきます。
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Dive into Diversity.

Dive into Diversity.

私のモットーです。

先日光栄なことに、千葉県八千代市市民ギャラリーにて行われている「Sixteen_Spaces_Project」に作品を提供させていただきました。

きちんと制作意図も汲み取っていただき、感謝しています。
この作品には
・これから何者にでもなれる
・一歩踏み出せば世界は変わる
・多様性に飛び込め
という想いを託しました。

さて、もともと宇宙飛行士選抜試験のマガジンで自身の発達

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宇宙は味方。〜私の説明書〜

宇宙は味方。〜私の説明書〜

この記事は、直接選抜試験に関係するものではないことを、初めに断っておく。
ただ私を応援してくれているある親子、そして同じような困難を持つ方へ伝えたい、宛先のない手紙である。
もしかしたら不快な思いをされる方がいるかもしれない、先に謝っておく。

発達障害はハンディキャップか私は先日宇宙飛行士選抜用のツイッターアカウントでアスペルガー症候群 / ADHDであることをカミングアウトした。
これは別に言

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てめえの花を咲かせろや

てめえの花を咲かせろや

いきなり口が悪くてすみません。
タイトルは矢沢あい先生の『NANA』より。

今日の記事はタイトルだけに留まらず、全体的に口が悪いです。
きっと気分を害される方がいると思います。
いつも純粋に応援してくださっている方々には申し訳ないですが、今日だけは性格の悪い私を許してやってください。

発達障害でなにが悪い私はアスペルガー症候群、ADHDの診断を受けている。
たしかにこれまでの人生で、色んな方、

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私の脳と心について

私の脳と心について

まず私は発達障害に区分される「アスペルガー症候群(ASD)」「ADHD」と、それに伴って発病した二次障害の「双極性障害Ⅰ型(躁うつ病)」があります。
前者は先天的なもの(=病気ではない)、後者は精神疾患(=病気)です。

今日はこの特徴について紹介してみようと思います。

なお、私は医療従事者ではありませんので、もしかしたら誤っている部分があるかもしれません。
一当事者目線としての発信であることを

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この子は「この子」。

この子は「この子」。

今回は多様性を語るうえで、避けてはいけない話題についてです。
どんな立場からの発信だ、と思われてしまうかもしれませんが、マイノリティーな立場にあることは一緒だと思うので、思い切って言葉にしてみます。

「LGBTQ+」最近になってよく聞くようになった「LGBTQ+」。
聞くようにはなったものの、あまり意識せず過ごしている方がほとんどではないでしょうか。

私は心身ともに女性として、男性のことが好き

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究極の短距離選手

究極の短距離選手

社会に出ると、マラソンランナーのように働けることが求められます。
私は社会人5年目になりますが、未だに「究極の短距離選手」です。

発達障害の「興味」と「集中力」がうまくハマると、めちゃくちゃ仕事の処理能力が上がります。
私の場合、単純作業がとても得意です。その類のタスクを任された時、かなり速く、かつミスも少なく完了できると自負しています。
だから最初にこの姿を見た方からは「仕事の早い人」だと評価

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多様性の街 "SHIBUYA"

多様性の街 "SHIBUYA"

「渋谷がHome」

熊本出身の私。学生時代はお小遣いを貯めて福岡まで足を伸ばすのが精一杯で、博多や天神に行くたびに「都会はすごいなあ」と口をポカンと開けて高層ビルを眺めていた。

初めて渋谷を訪れたのは、高校1年生の修学旅行。
「東京の高校生は黒タイツを履かないらしい」という情報を聞きつけ、九州よりずいぶん寒い東京の街を、鳥肌を立てながら気合いの入ったミニスカートとルーズソックスで歩いていた。

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