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「変える」ということ

私のメインの仕事は、「鑑定」よりも「御指導」です。
「あなたは○○の性格ですね」ということよりも「○○すれば、あなたの人生は変わりますよ」ということです。

当然、その人の人生がうまくいっていないときは、いわゆる「(みなさんの考えている)不運」ではなく、タイミングが悪かったり、相性が悪かったりと原因があるわけで、御相談を受けると、まずそのことを認識していただきます。

「やっぱり、そうだったんですか」そして「どうしたら人生を変えられますか?」ということになりますが、そのときに必ずお話させていただくことがあります。

それは、

「要するには自分の判断、考え方が間違っていたわけで、そこを変えれば結果は変わってくるのですが、感性を変えるためには、これからいろいろな努力を続けても2~3年かかります。でも、その間にも様々な決断をしなければいけないことは出てくるわけで、私は、あなたの考えに対して、ほとんどダメ出しをします。そういう意味では、私に依頼をするということは、あなたにとって苦が始まることになりますよ。」

ということです。

昨日まで選択を間違ってばかりの人が、今日私に会っただけで、急に幸せになるなんてことがあったら、おかしいと思いませんか?

幸・不幸は、自分の行動の結果です。
ですから、人生を変えるのは自分自身であり、占い師は、その道先案内をしているだけです。

どんな世界でも、自分の努力だけで成功する人はいません。
そういうことが出来るのは、偉人と呼ばれる人だけです。
凡人の我々は、必ず誰かのアドバイスを受けます。

成功したり、好結果を得る人は、たとえ自分の考え方と違っても、
「なるほど、そういう考え方もあるのか」
と受け入れます。

素直なのです。

反対に(本当は「自分の考え」が結果を決めているのに)
「自分はそうは思わない」と言って変えようとしません。
そして、当然、失敗します。
素直じゃないのです。

「素直」を反対に読むと「直す」です。
つまり「直す人」が「素直な人」なのです。

かつて、私が占いの道に入ったときに師匠が私たち弟子を前に同じ話をしました。そのときの弟子仲間は36人いました。

ところが、案の定、半年も経たないうちに「自分はそうは思わない」とか「自分のやり方で」と言い出す人達が現れ、1年後には13人になり、3年経ったら私1人でした。

みんな占いの世界を去り、私だけが占い師になりました。

先日、過去に何度も天中殺で恋愛をして、失敗している女性から2年ぶりに連絡がありました。

また、好きな人ができたようです。
「また天中殺の出会いですね」と言うと、「どうしてわかるんですか?」と驚いていました。
これまで天中殺で失敗した人が、自分の運気と感性を変える努力もせず、ただ時間がたっただけで流れが変わることの方がおかしいでしょう。

「また同じ結果になりますよ」と言うと「わかっているんですが、もう好きになってしまったんです」と言われるので、「では、お好きにどうぞ」と言っておきました。

ついでに言っておきますと、こういう方は、御相談にくるまでに、きっちり肉体関係だけは結んでいるようです。

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