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民主主義の再構築

お疲れ様です。
G7広島サミットが行われました。
ロシアのウクライナ侵攻から1年が過ぎました。岸田首相の下、広島ビジョンを採択することが出来ました。私としては、もう一歩踏込んで核拡散防止条約の批准やオブザーバー参加を求める所では有りますが、ゼレンスキー大統領も来日された事で、意義深いサミットになったかと思います。その事でグローバルサウスの事も注目されました。G7に限らず、世界各国がウクライナ侵攻を通して、世界の平和を考えなければ、いけない状況になったかと思います。自国の発展を考えた時に、世界の平和無くして、自国の平和も無いのだと自覚する事です。ご承知の通り当初クリミアと同じように世界は数ヶ月で侵攻が終わると思って居ました。しかしながら、ウクライナはゼレンスキー大統領を中心に徹底抗戦を宣言しました。アメリカを含む西側諸国は参戦しない形で、武器の供与等でウクライナを支援しています。ここから分かるように、どの国も紛争に巻き込まれたく無いし愚かな事だと気付いています。ウクライナはプーチンのお陰でこれからの世界の有り様について矢面に立たされています。この国の行く末に依って、これからの世界の形も左右される事になります。国の体制はどうあれ、一国のリーダーの誤った行動で国全体を衰亡させてしまう事ほど愚かな事は有りません。特に社会主義国は陥りやすいかも知れません。ロシアも一時はソ連が崩壊して、自由を獲得したかに思いましたがプーチンのせいでロシアが衰亡の一途を辿ることは間違い有りません。武力に依る現状変更は許されないとの認識が、高まっています。中国もこの事を無視することはできません。自然災害やコロナ禍など国を統治するには、リーダーシップのあるリーダーが必要なのではと思った時期も有りましたが、一握りの人間に国家そのものを任せてしまうのは余りにも危険が伴う事が分かりました。確かにありし日のドイツもヒトラーに依って、ホロコーストの悲劇を味わっています。歴史は繰り返すといいますが、今でもそれが行われている事に、人間の愚かさを痛感します。
結論的には、やはり一人ひとりが賢くなるしかないと感じています。ロシアでもプロパガンダに気付いてる若い人は、最初の動員令がかけられた時にモンゴルやポーランドなど国外に脱出しています。一人の理想の為に命を落としたく無いと思うからです。逃げて良いのです。生命こそ尊厳の世界になることが私の希望です。それには、世界に対して無関心ではいけません。一人の命は地球よりも重い!理想かも知れませんが、誰も取り残さないで地球全体が一人の命を守れる様な星に成ることを強く望みます。その時こそ、新たなる民主主義が再構築されるのではないかと。



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