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<雑想0017> フェイスブックになれなかった(ならなかった)?

◆“mixi終了”の誤解広がる 正しくは「mixiページ」のサービス終了 (ITmedia)

日本におけるSNS草創期の国産サービスの代表格であった「mixi」。それに続いた「GREE」「Mobage」…。

一時は盛り上がりましたが、Mobage、GREEは早々にゲームプラットフォームへビジネスモデルをチェンジ。 フェイスブックの上陸で、結局、mixiもコミュニティーサービスとしてのSNS事業をそれ以上、発展させることができず、苦難の末、結局、ゲームビジネスで難局を乗り切った。

というのが、私個人の認識ですが、いかがでしょうか。

「フェイスブックになれなかったのか、なろうとしなかったのか?」
内部の人間ではないので、実情を理解しているわけではないのですが、
「事業開始から、前半は前者で、後半は後者」という私的印象です。

別に、それぞれの会社を否定したり事業運営を指弾したりしているわけではございません。 ビジネスモデルがうまくいかなくなり、消滅したITベンチャー(日・米・欧を含めて)も多いなかで、それぞれの会社の経営者の皆様は、難しい状況判断のうえに、いま現在でも会社を存続させ、上場会社として相応の業績をあげ続けているのですから、その経営判断と能力は評価されてしかるべきだと考えています(上から目線のようでしたら、失礼いたしました)。

ただ、個人的には、「フェイスブックがやったことを、やれるチャンスと実力もあったのではないかなー」と、少々、残念な気がするだけです。

すでに進展しつつある5G通信サービスの中で、3社はどのようになっていくのか。 これまでのビジネスモデルを続けるのか、それともまた新たにビジネスモデルを適応変化させていくのか。 恐縮ですが、部外者としては、関心を持ち続けております。

なにせ、この先、フェイスブックだって、どうなるか分からない、と思いますので。

つくづく、「経営者は大変だなぁー」と嘆息します。 個人事業主やスモールビジネスなら、自分の好きなこと・やりたいことをやって、その結果は自分で納得できればいいのかもしれませんが、従業員を多く抱えた会社ともなると、従業員の生活・人生も係わってくるわけですからね。

今後、5G、IoT、AI、ロボティクス、フィンテック、Maas等のインフラのシステムネットワーク化、そして量子コンピュータなどなど、挙げればきりがありませんが、大きな社会変革が待ち受ける中で、上記の3社だけではなく、すべての産業・企業がどのように発展、変化、消滅そして誕生してくるのか。 我が身にも係わる問題であり、悩みは尽きません…。

ではでは。