パリ留学34日目
10月5日。
今日は、授業が二つあります。
セラミックとドローイングのクラスです。
まず、Port de Clingnancourtにあるキャンパスに行き、セラミックの授業を受けます。
一番最初の授業だったので、先生が丁寧に一からセラミックとは何か話してくれました。
その後、自分がもともとスケッチしていたプランをもとに早速陶芸を始めます。
まず、初めに、本番でも使う粘土を使って小さい模型を作ります。
私はリスを作ろうと思っていたので、大枠の形を作っていきます。
大体できたら、今度は、先生が実際に作り上げていく工程を話してくれます。
これはめちゃくちゃにテクニックの話で、今回はコイリングという技術を使ってやることになりました。
コイリングとは、長い紐のような形状に粘土をして、その紐を作りたいオブジェの外枠の形に整えて、それをどんどん上に積み重ねていく方法。
私は、リスを作ろうと思っているので、リスの一番下のお尻や足がある部分から形作っていきます。
そして、上下に重ね粘土の紐を指や道具を使って繋げていきます。
すると、こんな形で土台の部分ができました。
ここまでいってちょっとでかいな、、と思い始めてきました。笑
今日は午後に別の授業があるため、ここで一旦中断しました。
セラミックは放置しているとどんどん固まっていってしまうので、週に一回は必ず来ないといけません。
これがどれだけ固まってしまっているのか楽しみです。
教えてくれた先生には申し訳ないけど、来週もう少し小さいサイズで作り直そうかなあと思っています。
その後、サンジェルマンの本校舎に戻り、ドローイングのクラスを受けます。
そのドローイングのクラスは毎回いろんな場所へいき、そのドローイングをかくというもの。
今回は1回目ということで、学校の中にある剥製コレクションの部屋に2時間くらい滞在して、書きました。
本当に自分で自分が何を考えているのかよくわからないのですが、セラミックもドローイングもほぼほぼ初心者です。本格的に習ったことは一切ないのですが、なんか面白そうというだけで授業を履修してしまいました。
セラミックは正直個人で黙々とやっていく感じなので、そんなに気にならなかったのですが、ドローイングのクラスに関してはみんなうますぎる、、
と思ってしまいました。
美術予備校にちゃんと通ってきた人の絵だ!と思いました。
そんな中、私は初心者でサイズ感もよくわからなくてサイズはみ出てる絵を描きまくりました。
先生にはキャンバスノートが小さいから大きいので描くのがいいよってアドバイスを受けました。
今度買いに行きます、、、
授業の終わりにはみんなで描いたものを共有します。
この中で私のはどれでしょう?笑
絵を本格的にやったことある人ならすぐにわかるのではないでしょうか、、
これから精進します。
そして、帰りにめちゃくちゃ疲れてお腹が空いていたので、自販機でチョコクッキーでも買おうかなと思い、お金を入れて選択すると商品が落ちてきたのですが、ここで事件発生!
長い筒状になっている別の商品がすでに縦に落ちていて、そのせいで商品を受け取る口が開かない!!
あ〜もう最悪、、
と思っていると、その時電車から降りてきた小学校低学年くらいの男の子が取れないの?と声をかけてきました。
一丁前に助けてくれましたが、「これは口が全然開かなくて手が入れられないね〜」と言って一緒に試行錯誤してくれました。
結局解決はしなかったけど、こんなに親切で大人みたいな子供いるんだな〜と感心してしまいました。
困っている人を助けられる子供!なんて素晴らしいんでしょう。
結局1.80ユーロ損しましたが、あの素晴らしい子供のおかげでそんな気にならなかったです。
ありがとう!!!