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many echoes
東名阪のクワトロを周るツアー“many echoes, many shapes”が先週の土曜日に幕を閉じた。
各会場で共演したLaura day romance、揺らぎ、BROTHER SUN SISTER MOON、そして東京のdowntとkurayamisakaのライブが本当に最高で、そんなライブをみんなで観れただけでもかなり意味があったような気がするし、自分たちのライブもセットリストや新
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南へ向かう風 流れる雲に
5月31日の日記
朝7時に起きて、すぐにシャワーを浴びて身支度を整える。遠足の日の朝のようにとてもワクワクした気分で目覚めたことが恥ずかしくもあり嬉しくもある。昨日の夜に準備しておいた白いキャリーバッグがそんな僕をよそに冷静にかつ、半笑いで眺めているようにダイニングキッチンで堂々としている。着替えや衣装、歯ブラシに洗顔などの旅行の準備がつまったキャリー、アンプの上に飾るぬいぐるみやおもちゃでぱ
古いラジカセから 聴こえてきてたような
スピッツが毎年夏の終わりに開催するイベント『ロックロックこんにちは!』にHomecomingsが出演することになった。小学4年生の頃、風邪で学校を休んだ僕の枕元にお母さんが置いてくれた小さなラジカセと何本かのテープ。微熱でどこかぼんやりとしながら聴いた『RECYCLE』と『ハチミツ』『インディゴ地平線』『フェイクファー』という3枚のアルバムと1枚のベスト盤が僕の人生をそっくりそのまま変えてしまっ
もっとみるScreenplay Of『CONFUSED?』「Brotherhood/ブラザーフッド」
Screenplay Of『CONFUSED?』
「Brotherhood/ブラザーフッド」
「plot」
ジュニアスクールの作文コンクール。転校してきた兄弟。学校に馴染めない二人。作文コンクールであっといわせて兄弟二人で全校集会の時に揃って壇上に上がろうとする。それは二人のささやかな復讐だった。兄弟はお昼の長い休み時間を学校の端の校舎の廊下で過ごす。兄弟はこの場所で作戦会議をする。
弟に
smokers oracle
僕にとってとても大切な作家、ポール・オースターが先日亡くなった。少し体調を崩していることはなんとなく伝えられていたけれど、それはちょっとした不調であって命に関わるようなことだなんて考えもしなかった。まだ未訳の長編があとふたつほど残されていて、本国での出版からきっかり10年ほど遅れて邦訳が出るというこのペースのおかげでまだ「オースターの新刊を読む」というたのしみが残されているのは不思議だが今は少しう
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