モノを減らして良かった3つのこと

今私は、1Kの部屋で彼氏と一緒に住んでいる。これを皆に言うと、
「え、1Kで2人で住むとかムリやろ！モノとか入らんくない？どうしとると？」
と必ず毎回驚かれる。笑

私も、元々1kの家に1人暮らししていたから、2人で住むのは難しいんじゃないか？と思っていた。

だけど同棲して1年半くらい経って思ったのは、1Kの部屋に2人で住むと、
・部屋に置くモノが大幅に減る
・出費が抑えられる
・掃除するのが楽々
などなど、最高のメリットが得られることに気がついた。

今回はその中でも、モノについて。
モノを減らして良かった3つのことについて話をしたいと思う。

1.片付けの概念が変わった 

以前までは、自分のモノがどのくらいあるのか、どこにあるのか把握ができていなかった。

部屋の片付けといえば、誰かが家に来た時ぐらい。私の中の片付けは、「他人に見られても良いように、見映えを良くすること」だった。だから片付け中は、見えない場所にモノを隠すというのが私の必殺技。笑

でもそうするとその瞬間は良いのだけれど、モノがどこにいったのか分からないことが良くあった。

そんな中、同棲を始めて変わったことが片付けに対する考え方だ。
片付けで大切なのは、「自分にとって快適な場所を作る」ことらしい。

なるほど。今までの私には、欠如していた考え方だ。

自分が普段よく使うモノは取り出しやすい場所に。滅多に使わないモノは奥の方に。

普通に考えれば分かることなのに、私にはその考え方が無かったのだ。

それからは、私の片付けの方法が大きく変わった。片付けをするときは、相手からの目ではなくて、自分からの目を意識する。自分にとって快適な場所にモノを収納する。

そうすることで、モノが見える化されるようになって、ストレスが大幅に軽減された。

2.きちんと考えるようになった 

以前まではモノを選ぶ際、
値段が安くなっていることに惹かれたり、
その場限りの衝動だったり、
あまり考えずに何となく可愛いから…
という理由が多かった。

だけど今は、部屋の収納スペースがほとんどない。持つことができるモノ自体も、かなり少ない。

だからこそ、
「これは本当に必要かな？」
と１つひとつ吟味して考えるようになった。

それに、きちんと考えて選んだモノは、身につけていて気持ちが良いし、自己肯定感も上がる。

3.モノよりも経験に費やそうと思うようになった 

1Kの家に2人で住んでいると、家賃を抑えられる。それに平日は毎日自炊をしているので、固定費が普通よりもかなり少ない方だと思う。

日頃の出費を抑えられるなら、もっと広い部屋に引っ越してもいいんじゃないか？と思われるかもしれないけど。。笑

最近はモノではなくて経験にお金を費やしたいなぁ、と思うようになった。

先月、久しぶりに自己分析をして、その中で学生時代に後悔したことが全て
「〇〇を経験しておけば良かった」とか
「友達や家族との時間をもっと作っておけば良かった」
とかだった。

一方で、「〇〇を買っておけば良かった」というようなモノにたいする後悔は、一切無かったのだ。

後悔したことが、半年前、一年前の話なら、モノに対する後悔はあったかもしれない。だけどモノへの後悔って持続しないことに気がついた。
1,2年経てば、普通に忘れていたりする。

だけど経験や人との思い出は違う。
経験や人との思い出というのは、その場、その時間しかできないことが多い。経験への後悔は持続するのだ。むしろ時間が経てば経つほど、膨らんでいったりしてしまう。

だからこそ、モノではなくて経験にお金を費やしたいなぁと思うようになった。

*

以上3つが、私がモノを減らして良かったことだ。

昔から私はモノは多い方ではなかったのだけれど、これまでと違うのは、モノの持ち方やモノに対する考え方だ。

自分が本当に必要としていることを考えたり、
何気ないストレスに対して敏感に感じ取ることで、
まずは自分を満たしてあげたいなぁと思う。

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家具を一層させて新しくなった我が家の写真。

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